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シェラカップで作る全国ご当地グルメ
島根県・ ぜんざいのレシピ

島根県リスペクト!
八百万の神が集まる祭りにルーツがあるご当地グルメ!ぜんざい発祥の地!
島根県のご当地グルメをシェラカップだけで本格的に作る!

旧暦10月を神無月(かんなづき)といいますが語源は、その月に神々が島根県・出雲へと集結するので神がいなくなっちゃうからなんだそう。

そんで出雲では、逆に八百万の神が集まってるから神在月(かみありづき)と呼びます。

神々が集まった出雲大社では神在祭(かみありさい)が行われるのですが、そのとき神様に振舞っていたのが神在餅(じんざいもち)だったのだそう。

「じんざい」が出雲弁で訛って「ずんざい」、さらに全国に広まり「ぜんざい」と呼ばれるようになっていったそうです。

というわけで、「ぜんざい」は島根県・出雲が発祥の地なのです。

詳しくは、 出雲観光ガイドへ!

出雲といえば「出雲そば」も有名ですが、10月に島根県のご当地グルメをシェラカップで作るなら、やっぱり「ぜんざい」ですかね。

でも「そば」も捨てがたいので、2つを合わせて「ぜんざいそばがき」を作っちゃいましょう!

渋抜き!

まずは小豆を炊くのですが、小豆は乾燥豆の中でもっとも調理しやすい素材。

なにしろ浸水時間を置く必要がないから手軽。

しかも渋抜きは1度だけで完了する超簡単な方法で作ります!

その前に、変色している小豆を取り除きます。

チャムス ブービーシェラカップ210ミリリットル に小豆をこんもりと用意しましたが、取り除くと擦り切れ程度の量になりました。

これで小豆200gくらいとなります。

オリジナルシェラカップにキャプテンスタッグのステンレス シェラスタッキングザル をセットし、小豆を移します。

お米もそうですが、最初に吸わせる水は重要です。

ここでは小豆の表面の汚れを取るためだけに使う水ですが、浄水がよいでしょう。

軽く洗って水切りします。

厳選した小豆なので、汚れを落としただけでツヤツヤピカピカですね。

水切りした小豆をチャムス ブービーシェラカップ1リットル に移します。

そこへ水をたっぷり注ぎます。

そしてバーナーを着火。

ストーブとボンベが別体式のSOTO レギュレーターストーブフュージョン ST-330 を使いましたが、最初はフルパワーで加熱します。

沸騰したら弱火に調節します。

そしてフタをして、弱火のまま5分間炊きます。

これまでいろんなフタを使ってきましたが最近はアマゾンで購入した「雅うるし工芸」の「小釜用 蓋18cm」という製品に落ち着いています。

このサイズだとオリジナルシェラカップからチャムス ブービーシェラカップ1リットル までカバーできるし、さらに重量が2キロもあるので圧力がかかり、ごはんや豆がふっくらと炊けるからなのです。

5分たったらバーナーを消火し、30分蒸らします。

そのあいだは絶対にフタを開けちゃダメですよ。

30分経ったら キャプテンスタッグ ステンレス ビッグシェラスタッキングザル にあげ、煮汁を捨てます。

 

炊き上げ!

小豆の煮方はいろいろあるようですが、この方法なら渋抜きは1度だけで完了。

逆に渋抜きの回数を増やすとイガイガは取れますが、小豆本来の風味を失うので渋抜きの回数は極力少ない方が滋味のある仕上げとなるのです。

苦みの素となる煮汁が少しでも残らないよう、しっかりと湯切りして次の作業へ移ります。

湯切りができたら チャムス ブービーシェラカップ1リットル に入れます。

豆が入った状態で、仕上げの水は チャムス ブービーシェラカップ1リットル のメモリに800mlまで入れます。

そしてバーナーを着火します。

ワタクシの方法だと、こんな感じでほとんどアクはでません。

アク取りしなくてもいいくらいです。

沸騰したらバーナーを超トロ火にし、フタをして30分炊きます。

SOTO レギュレーターストーブフュージョン ST-330 はこういった長時間の超トロ火でも安定しているので、ギアの性能に任せっきり。

超トロ火で30分経ったら、小豆の煮え具合をチェックしてください。

指で簡単につぶれるようならOKです。

芯が残るようなら、もう10分追加してください。

そして再びチェックして、芯が残るようならさらに10分追加。

そんな具合に調整しますが、指で簡単につぶれOKと思ったらフタをして、心で10数えてからバーナーを消火します。

消火後はフタをしたまま30分蒸らしてください。

 

ぜんざい仕上げ!

一般的な小豆の煮方だと、仕上げに再び水を足したりします。

ところが重量のあるフタを使ってますし、超トロ火でも安定した火力を供給できるバーナーを使用しているので、豆に圧力はかかれど水分をムダに蒸発させるような現象が起きません。

素材美や風味を残したまま仕上げられるのです。

ぜんざいの甘み付けに砂糖を加えます。

ぜんざいの作り方としてはお好みにより100g〜200gくらいと幅がありますが、ここでは真ん中をとって150g、 チャムス ブービーシェラカップ210ミリリットル の180mlのメモリがちょうど150gくらいです。

バーナーを着火し、弱火で砂糖をなじませます。

コトコトと煮ているあいだにそばがきを作ります。

用意するのはそば粉1に対して水1.5くらい。

シャバシャバにした方が失敗なく作れます。

溶いたそば粉をSOTO レギュレーターストーブ ST-310 で煮詰めていきます。

ここではフッ素加工により食材がこびりつきにくいキャプテンスタッグ ブルーブラックコート シェラカップ320ml を使いました。

キャプテンスタッグ ブルーブラックコート シェラカップ320ml はオリジナルシェラカップ サイズです。

SOTO レギュレーターストーブ ST-310 はゴトクが小径のオリジナルシェラカップ サイズにも対応できるので安心して使えます。

粘りが出てきたらそばがきの完成です。

そして、ぜんざいの仕上げに塩をひとつまみ加えます。

そばがきの乗ったシェラカップにぜんざいを注げば、今回のレシピも完成です!

 

実食!

ねっとりクリーミーなそばがきにぜんざいがよく絡んでなんとも言えない滋味溢れる味わい。

これぞルーツ・オブ・ザ・ニッポンにふさわしいスイーツって感じです!

そばアレルギーのある方は、お餅などに代え、ぜひ試してみてください。

前回の「シェラカップ」レシピはこちら!