COODINATE

ダッチオーブンで作る
B.S.K.Kコピースープのレシピ

2度見するほど美しく、味も格別!
ダッチオーブンで短時間に煮込んで作る!
誰もが注目の映えるビーツの冷製スープ!

家でもアウトドアでも活躍する最強のキャンプクッキングギアといえば、ダッチオーブンですよね。

煮込み鍋として使えば具材は短時間でトロトロ!

特にステンレス製ダッチオーブンはフタまで重いから、圧力鍋効果でトロトロ達成時間は大幅に短縮でき、蓄熱性もいいのでバーナーの火を止めてからも加温熟成が進みます。

そしてステンレスは錆びにくい素材だから、鋳鉄製ダッチオーブンと違って時間を置いた煮込み料理にサビが浮くことなく、食材も雑味なくおいしく仕上がり、また後片付けも簡単!

そんなステンレス製ダッチオーブンの特性を活かしつつ、キャンプ場で作ったらまわりのキャンパーに絶対注目されるビーツの冷製スープを作ってみたいと思います!

 

B.S.K.Kで食べたレシピを目コピ!

今回ダッチオーブンで作るレシピは、出雲大社のすぐそばにあるアウトドアにも精通したブランドショップとカフェ&レストランの複合型ショップ「B.S.K.K」で食べた、このビーツの冷製スープをできる限り再現してみようとチャレンジしたのです!

再現なんていったら、「そんな甘いもんじゃねえ」ってシェフに怒られちゃうかな?

なにしろおいしかったのはもちろんですが、「これを家庭やアウトドアでも作れたら、食生活がどれほど豊かになるか!」って思ったから、マネしてみたくなっちゃったんです。

「B.S.K.K」はオリジナルアパレルやコラボアイテム販売のほか定期的にアウトドア系・ストリート系・アート系のポップアップショップなども開催し、スタッフで作り上げた日本庭園もすごく美しく、自家焙煎のコーヒーの香りが漂う心地よいショップ。

アウトドアにも精通したブランドショップとカフェ&レストランの複合型ショップ「B.S.K.K」にご興味のある方は、以下がショップ情報となっています!

B.S.K.K
島根県出雲市大社町杵築東463-1
電話 0853-25-8999
公式サイト https://bskk.jp
インスタグラム https://www.instagram.com/bskk.jp/

下準備!

今回の主役は何といってもビーツ。

すべてがピンクに染まる手強い相手です。

指先をピンクに染めながら、まずは皮をむいていきます。

短時間に火が通りやすいよう2〜3センチくらいのサイコロ状に切りますが、すべてをピンクに染めていくので牛乳パックなどをまな板がわりに使うことをオススメします。

まあ水溶性ですから、洗えば落ちるんですけどね。

カットできたらダッチオーブンへ。

今回はコンパクトな SOTO ステンレスダッチオーブン 8インチ ST−908 を使用しました。

続いて玉ねぎをみじん切りに。

カットできたらダッチオーブンへ。

そこへ無調整の豆乳を注ぎます。

計量カップとして使ったのは チャムス ブービーシェラカップL です。

メモリのある500mlで、具材がヒタヒタに浸かるちょうどいい量です。

そこへ塩を少々。

冷製スープは塩味を強く感じるので、この火をかける前に味見しておいた方が無難です。

「薄味かな?」と思うくらいにとどめておいてください。

アクセントとしてミックスペッパーを少々。

加熱調理!

味の調整ができたらバーナーを着火し、最大火力に。

ストーブとボンベが別体式なのでダッチオーブンに使用しても安心のSOTO レギュレーターストーブフュージョン ST-330 です。

豆乳が鍋底に焦げつかないよう煮立つまでかき混ぜ続けます。

豆乳が煮立ったら、定番隠し味の「ベイリーフ」を加えます。

ダッチオーブンにフタをして弱火で1分。

その後、バーナーを消火しダッチオーブンが冷えるまで待ちます。

ベンチタイム!

ステンレス製のダッチオーブンは本当に蓄熱性が高いです。

夏場なら鍋肌に触っても熱くないと感じるようになるまで2〜3時間かかります。

その間に、余熱による熟成調理が進むのです。

この日は気温が30度以上あった結果、冷めるまで3時間待ちました。

まずは麺棒にラップを巻きつけます。

ビーツのかたまりを麺棒でていねいに潰します。

この作業がていねいなほど、あとの裏ごしで楽ができるのです。

裏ごし器を用意します。

なんとSOTO ステンレスヘビーポット GORA(ゴーラ) ST-950 の中鍋と市販の裏ごし器大がシンデレラフィット。

なので横漏れする気配がありません!

そしてていねいに裏ごしていきます。

家庭ならフードプロセッサーやミキサーを使いがちな場面ですが、アウトドアではやはり地味に裏ごします。

でも時間がかかる分、滑らかさはマシンに頼るより上質な仕上がりです!

仕上げ!

これを保冷剤などを詰め込んだクーラーボックスで冷やします。

ワタクシには自慢の ドメティックのクーリングボックスCFX3 35 があるので、クルマでもキャンプ場でも電源をとれれば設定温度に冷やせるのです。

今回は庫内を3度に設定し、30分ほど冷やします。

スープが十分に冷えたところで盛り付けです。

トッピングに乳脂肪率47%の濃いめの生クリームを ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン2杯分使用。

さらに香りづけとして、トリュフオイルを ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン1杯分ドリップ。

最後にパセリで彩りを添えたら完成です。

実食!

味は到底、本家「B.S.K.K」の冷製ビーツスープに及ばないですし「B.S.K.K」ではイタリアンパセリを使用してましたが、見た目はだいぶ近づけたんじゃないかと思ってます。

トッピングは生クリームだけじゃなく、ヨーグルトを1対1ぐらいで合わせたサワードレッシングの方が爽やかな仕上がりだったのかも・・・。

まあとにかく、キャンプ場で作ったらまわりのキャンパーに絶対注目され、フォトジェニックアイドルになることでしょう!