COODINATE

シェラカップで作る全国ご当地グルメ
岐阜県・五平餅のレシピ

岐阜県リスペクト!
お米を炊いて、餅を焼くまでシェラカップでこなすレシピ!
ご当地グルメ五平餅のミニマムクッキング!

47都道府県のご当地グルメをご紹介するこの企画。

なんといってもcazualは、地域を応援する「日本の地方×アウトドア」がメインテーマ!

そして今回は岐阜県のご当地グルメ、五平餅にチャレンジです!

五平餅はお米を炊いて、さらに焼くという行程ですが、それを全部シェラカップで挑戦するアウトドアクッキング!

ミニマムキャンパーもぜひトライしてみてください!

お米を炊く!

まずは餅を作るためにお米を炊くのですが、使用するのは「もち米」ではなく「うるち米」です。

「うるち米」って聞き慣れてますが、「じゃあ、それってどんなお米?」って聞かれてすぐに答えられますか?

実は一般的に流通しているコシヒカリやササニシキ、岐阜の名産なら美濃ハツシモなど家庭の食卓でご飯として食べているお米が「うるち米」なんです。

そんでもって今回は五平餅を作るのですが、いつものように炊いたご飯では焼きおにぎりとの違いが出そうにないですよね。

そこでひと工夫。

無洗米ではないのに、お米を研いだりしないのです。

表面の汚れを落とす程度に一度水を通すだけ。

キャプテンスタッグ ステンレス ビッグシェラスタッキングザルで水をよく切り、ご飯を炊くチャムスの ブービーシェラカップL に移し替えます。

こうすることでお米の表面についた汚れは落ち、デンプン質はたっぷり残るのでご飯でも餅っぽい粘りのある食感が生まれます。

ご飯を炊くために、改めてキレイな水を用意します。

お米2合に対し水も2合分、つまり360ml 使用します。

チャムス ブービーシェラカップL には1合=180ml と2合=360ml のところにメモリがあるので、ご飯を炊くのに非常に便利に使えるギアですね。

そしてバーナーにセットし、着火します。

使用するのはいつものおなじみのストーブとボンベが別体式のSOTO レギュレーターストーブフュージョン ST-330 です。

研いでいないお米ですからデンプン質がすぐ水に溶け出し、白く濁りますね。

デンプン質は焦げ付きやすいので、絶えずかき混ぜながら沸騰するまで待ちます。

沸騰したところでフタを閉じ、SOTO レギュレーターストーブフュージョン ST-330 の火力を可能な限り弱火に。

10分炊き、そしてさらに10分蒸らします。

 

タレ作り!

お米を炊き・蒸らす、このあいだにタレ作り。

といっても超簡単なので、時間はあまります。

まずは白ゴマをライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン2杯分、シェラカップ に投入。

さらにクルミを4カケくらい投入。

それをスリコギでつぶします。

ある程度つぶれたら ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン4杯分の砂糖を投入。

さらに ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン2杯分の味噌を投入。

この水分の少ない状態で軽く練り、ダマをなくします。

続いてライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン2杯分の日本酒を注入。

よく馴染ませます。

さらにライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン2杯分のみりんを注入。

これもよく馴染ませます。

液体を足すたびに馴染ませるのは手間ですが、結果的にこのやり方が一番早くダマをなくす方法です。

最後にライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン2杯分の醤油を注入。

これを馴染ませたら、タレの完成です。

 

餅作り!

蒸らしも終わったら、餅作りに入りましょう。

濡らした手ぬぐいをしっかりと絞り、 ユニフレームのUFシェラカップ 900 の上に広げます。

そこへご飯を放出。

手ぬぐいで素早く包みます。

そして麺棒を使い、手ぬぐいの上からご飯を突き、餅へと仕上げます。

中を確認するとこんな感じ。

ある程度ムラがあった方が食感も良く、五平餅っぽい仕上がりです。

ムラがないと秋田きりたんぽって感じですかね。

餅をラップにとりわけます。

2合でシェラカップ3杯分の量が目安です。

手にとって丸め、割り箸を刺します。

ラップの上から平らにつぶして広げます。

厚さの目安は1.5〜2センチ程度です。

そして理想のカタチに整形。

五平餅にもいろんな形状があるようですが、サービスエリアなどでよく見かける縁起のよさそうな大判型にしました。

 

裏技で焼き!

鹿児島ぢゃんぼ餅のときにも披露しました「シェラカップをバーナーとしても使う裏技」をここでも使用します。

まずはシェラカップの下にひと回り大きなロッキーカップを重ね合わせます。

そのシェラカップに燃料用アルコールを深さ3ミリほど注入。

火口がスライドして伸びるSOTO スライドガスマッチ ST-407LV を使って安心・安全にアルコールを着火。

餅を焼きます。

割り箸に刺さっているとはいえ、粘りの少ない薄い餅なので、割り箸のところで裂けそうになります。

なので一気に焼き目をつけようとはせず、こまめにひっくり返してください。

結果、水分の抜けたいい食感を生み出します。

キレイな焼き色がついたらタレを塗ります。

これも同じく一気に焼かず、こまめにひっくり返してください。

両面焼けたら完成です!

 

実食!

腹ペコなときのおやつでも1本でも十分、子どもなら2人で1本くらいが適量でしょうか。

つまりお米2合で作れば3〜4人で楽しめそうです!

前回の「シェラカップ」レシピはこちら!