COODINATE

シェラカップで作る全国ご当地グルメ
熊本県・太平燕(タイピーエン)のレシピ

熊本県リスペクト!
ミニマムでヘルシーな熊本生まれの中華料理?! 

太平燕(タイピーエン)をシェラカップで簡単に作るアウトドアクッキング!

今回、シェラカップで簡単に作るミニマムクッキングの題材は「太平燕(タイピーエン)」です。

読みから想像するに、ちょっと中華料理っぽい・・・。

しかし、「日本の地方×アウトドア」がメインテーマのcazualで、あいうえお順に47都道府県のご当地グルメをご紹介しているこの企画。

そこで中華料理をご紹介したのでは、的外れになってしまいますよね。

さらに、見た目は白濁したスープに野菜と豚肉、さらには魚介類まで入ってるから「ちゃんぽん」っぽいんですよ。

でも「ちゃんぽん」って長崎県を代表する料理ですよね。

前回は滋賀県で今回は熊本の順番だから、「な」行の長崎県までまだまだ遠そう。

実は今回ご紹介する「太平燕(タイピーエン)」は、正真正銘の熊本生まれ。

福建省発祥の中華料理にも「太平燕(タイピンイェン)」というワンタンスープがあるようですが、「福建省・太平燕(タイピンイェン)」は宴席メニューで、「熊本県・太平燕(タイピーエン)」は普段から親しまれ、熊本市では学校給食にも登場する人気のご当地グルメ。

そんな熊本県のソウルフード「太平燕(タイピーエン)」を、シェラカップでアウトドアクッキングしてみたいと思います。

下準備!

まずはキクラゲを水で戻します。

使用するのは、キクラゲにジャストサイズのチャムス ブービーシェラカップ210ミリリットル です。

水で戻るまでの時間に取りかかるのは茹でタマゴ作り。

この茹でタマゴ作りに一番時間がかかるといっても過言ではないくらい、今回のレシピは簡単です。

そしてワタクシ、アマキンは茹でタマゴ作りの名人。

シロート料理人の中で、茹でタマゴ作りが一番上手であると自負しています。

そんな茹でタマゴ作りの裏技もご紹介しましょう。

タマゴは尖っている側を上にして、勇気をもってガツンとテーブルに叩きつけます。

このくらい割れるのが正解です。

ロッキーカップに水を張り、バーナーを着火します。

ロッキーカップやオリジナルシェラカップなどの底面が小さなカップでもSOTO レギュレーターストーブ ST-310 のゴトクは安定できます。

フタをして強火にし、時計を確認。

沸騰したら火を止めて余熱で茹でタマゴを作ります。

半熟タマゴを目指すなら、着火してから7分が目安。

今回は硬茹でタマゴを作るので、着火してから10分の待ち。

この待ち時間に、下準備を続けます。

きぬさやの額を切り、筋をとります。

ナイフじゃなく、手の方がうんと楽です。

そしてキャベツをザク切りに。

戻しておいたキクラゲを千切りに。

豚バラ肉を細めに切ります。

 

トッピング作り!

そんなことしているあいだに、10分経つんじゃないいでしょうか?

10分経ってたらロッキーカップのお湯を捨て、水に入れ替えてタマゴを冷まします。

すると、どうしたことでしょう!

殻は割れているけど、タマゴは膨らんで元のカタチに戻っているではありませんか!

この殻をゴリゴリとテーブルに押し付け、乱暴にヒビ割ります。

すると、ベリベリと簡単に殻がむけるのです!

タマゴの殻がむけたら、 ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン1杯分の小麦粉をまぶします。

ごま油をロッキーカップの底5ミリほど注入します。

そして小麦粉をまぶした茹でタマゴを投入。

表面が美しく色づき、パリパリになるよう揚げ焼きにします。

 

具材作り!

チャムス ブービーシェラカップL にごま油をうっすらと注ぎ、バーナーを着火します。

ここではストーブとボンベが別体式で安定感のあるSOTO レギュレーターストーブフュージョン ST-330 を使用。

豚バラ肉を色づくまで炒めます。

豚バラ肉を色づいたところで、キャベツを投入。

さらにキクラゲを投入し、具材を混ぜ合わせる程度に軽く炒めたら消火し、具材を休ませます。

 

スープ作り!

続いて、 チャムス ブービーシェラカップL に水を360ml入れてバーナーを着火。

チャムス ブービーシェラカップL には、ちょうど360mlのメモリがあるので便利です。

お湯が沸いたら、きぬさやを一瞬湯通ししてください。

続いて、シーフードミックスを投入。

シーフードミックスは具材にもなり、魚介スープのダシもとれるのです。

「ちゃんぽん」のような白湯スープがベースとなる「太平燕(タイピーエン)」なので、400年の歴史を誇るヒガシマルの「ちゃんぽんうどんスープ」を使用します。

「粉末白湯の素」を1袋投入。

粉末が溶けたら、乾燥している緑豆はるさめをスープで戻します。

しんなりしたらOKです。

はるさめをシェラカップ に分けとります。

そして キャプテンスタッグ ステンレス ビッグシェラスタッキングザルで漉しながら、スープを分けます。

続いて、休ませておいた炒めた具材をトッピング。

さらに、 キャプテンスタッグ ステンレス ビッグシェラスタッキングザルに残っているシーフードミックスをトッピング。

揚げ焼にした茹でタマゴときぬさやをトッピングすれば完成です!

実食!

キクラゲのコリコリ食感がたまりません!

麺にはるさめを使っているからこそ、そんな繊細な食感を味わえるんですね。

しかも、はるさめだからこそ、重くもない。

「太平燕(タイピーエン)」は野菜と肉、魚介もバランスよくとれるヘルシーなメニューです!

前回の「シェラカップ」レシピはこちら!