シェラカップをお重に見立てたレシピ
幸せ重ねるお重の最初、一の重は祝い肴
おせち料理をシェラカップでミニマムに作る!
シェラカップを四段に重ねた最初の一の重!
幸せ重ねるお重の最初は祝い肴と口取り!
お正月はどんな風に過ごすつもりですか?
コロナ禍で、なかなか帰省もままならないよ世の中。
人混みを避けるならアウトドアが一番安全と、お正月からキャンプへ行こうと考えている方も多いのでは。
そこで、アウトドアで普通の正月を迎えるために、おせち料理をキャンプで食べちゃうことをご提案します。
おせち料理は幸せを願うためのそれぞれ意味があって、お重に詰めたそれらの料理を重ねることで、幸せを積み重ねるという日本らしい縁起の担ぎ方。
そういえばシェラカップって、フタを使えばお重と同じように積み重ねることができるって気づいてました?
しかもシェラカップ で作れば1品1品がミニマムで、コンパクトなお重になりそう。
というわけで年末集中特集は「おせち料理をシェラカップ で四段重を作る!」をお届けしたいと思います。
その特集第1弾は、祝い肴と口取りを詰め込んだ「一の重」です。
材料を無駄にしない!
最初にお伝えしておきたいのが、おせち料理ってキレイに見せるための面取りなどをするので端材が出やすいです。
でもそれを捨てるのではなく、ほかの料理に再利用するんです。
材料を無駄にしないという日本人らしい心意気が溢れています。
端材もしっかりとっておいて、きんぴらを作りましょう。
「きんぴら」の由来となっているのは、なんと日本人なら誰でも知っている昔話「金太郎」にあります。
力持ちで知られる金太郎の子、坂田金平は父親譲りの怪力武将。
その金平(かねひら)のように力強くといった願いが込められた料理が「きんぴら」なのです。
ちなみに、ごぼうは地中深くまで根を張ることから「土地に根付く」という意味があり、きんぴらごぼうはとても縁起のいい料理となっています。
チャムス ブービーシェラカップL にサラダ油を500円玉大に注ぎ、SOTO レギュレーターストーブ ST-310 で予熱します。
チャムス ブービーシェラカップL が温まったところで具材を投入。
具材を炒めます。
具材に透明感が出たら、日本酒を ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン1杯分注ぎます。
続いて醤油を ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン2杯分注ぎます。
さらにみりんをを を ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン1杯分注ぎます。
日本料理の味の決め手はやっぱり砂糖。
砂糖を ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン1/2杯分注ぎます。
おせち料理には日持ちさせる意味でも、たくさんの砂糖が使われるのです。
そして隠し味として鷹の爪をお好みに応じて加えてください。
味付けが馴染んだら、お重に見立てたシェラカップに盛ります。
知識が増えますように!
続いてのレシピは伊達巻きです。
伊達巻きを簡単に、それでいてフワッとした食感にするため、はんぺんを使用します。
ちなみに伊達巻きは、昔の書物である「巻き物」に似ていることから、知識が増えるようにとの願いが込められ、お重に詰められるのです。
はんぺんを細かく切ってから、スプーンで押しつぶし、固まりをなるべく小さくします。
伊達巻きの主材料はもちろんタマゴです。
ここでも砂糖を ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン1杯分使われます。
保存のためと、生地に膨らみを与えるためです。
ちょっと手抜きをし、味付けはめんつゆを使用。
ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン1杯分加えます。
そして箸を使い、タマゴを泡立ててください。
十分に泡立ったところで、押しつぶしたはんぺんを投入。
いよいよ焼きに入りますが、まずはユニフレームのUFシェラカップ 900 にオーブンペーパーを敷いてください。
そして鍋底のエッヂを出すように指先でなぞります。
そのユニフレームのUFシェラカップ 900 をSOTO レギュレーターストーブ ST-310 にセット。
ユニフレームのUFシェラカップ 900 にタマゴとはんぺんを混ぜた具材を一気に注ぎ込みます。
その後、強火で1分ほど加熱します。
ユニフレームのUFシェラカップ 900 をフタで閉じ、弱火で4分加熱したら消火します。
消火したあとも10分はフタを閉じたままにします。
そうすることで、余熱による蒸らし焼きで中まで火が通るのです。
蒸らしの10分がたったらオーブンペーパーごと引き上げて、巻き簀にセットします。
両端を切り落とし、長方形になるように並べ替えてから巻きはじめます。
オーブンペーパーを巻いた分だけ抜き取るようにし、ひと巻きごとに力を加えます。
最後まで巻けたら粗熱がとれるまで、巻き簾が緩まないように輪ゴムで固定します。
熱が取れたら巻き簾を外し、お好みの厚さにカットします。
そして、お重に見立てたシェラカップに盛ります。
マメに暮らす!
勤勉に働けるようにと願いを込めて「一の重」に詰められる煮豆。
作り方は簡単ではありますが、実はマメさも必要です。
豆を軽く洗って表面の汚れを落とし、ふきんで水気を取り除いてからはじめます。
続いて豆を水に戻します。
水の分量は、豆の2倍です。
重曹などを加えず、なるべく手抜きでふっくらとした豆に仕上げるには、12時間くらい水で戻します。
ひと晩は水に戻す覚悟ですね。
ひと晩たったところで、砂糖を加えます。
一般的には豆と砂糖は同量と言われてますが、甘すぎる豆は食べ飽きるので、豆に対して半分くらいの砂糖でいいんじゃないでしょうか。
半量の砂糖でも甘さを感じさせる隠し味としてオススメなのが、醤油です。
ここではライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン1杯分の醤油を加え、しっかり馴染ませます。
そしてSOTO レギュレーターストーブ ST-310 を着火し、中火で煮はじめます。
沸騰してきたら表面に浮いてくるにアクを取ってください。
アクを取り終えたらSOTO レギュレーターストーブ ST-310 を超弱火にし、キッチンタオルを落としブタとしてセットします。
さらフタで閉じますが、完全に閉め切らず、5ミリくらい開けてふきこぼれないようにします。
超弱火のまま4時間煮込めば、ツヤツヤの煮豆に仕上がっているはず。
煮豆をお重に見立てたシェラカップに盛り、これで「一の重」の完成です!
フタを閉じ、次なるお重作りへと入ります。
次回の「おせち料理をシェラカップ で四段重を作る!」特集は・・・。
焼き物を詰め込んだ「二の重」!
お楽しみに!