COODINATE

シェラカップをお重に見立てたレシピ
三の重は縁起のいい紅白の酢の物

シェラカップを四段に重ねた三の重はくち当たりもさっぱり!
縁起のいい紅白の酢の物を詰め込む!
おせち料理をシェラカップでミニマムに作る!

コロナ禍でいつもとは違ったお正月を余儀なくされる2021年の年明け。

そのお正月休みは帰省を遠慮し、人混みも避け、密になりにくいアウトドアで過ごそうと考えている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

「でも遠出するのも、ちょっとなあ・・・」と出控えてるアウトドア好きもいらっしゃるでしょう。

アウトドアでも、家でも、例年と同じように縁起物を詰め込んだおせち料理をつまむ。

それでいて、いつもとは違うキャンプ気分を味わっていただきたいためにお届けしている「おせち料理をシェラカップ で四段重を作る!」年末集中特集。

赤は魔除け、白は清浄の意味を持たせた紅白の酢の物。

お酒が好きな方は、この酢の物がいちばんの酒の肴になるのでは?

第1段は祝い肴と口取りを詰め込んだ「一の重」で、第2段は出世と長寿を願う海の幸を詰め込んだ「二の重」でした。

そして年末集中特集第3段は、縁起のいい紅白の酢の物を詰め込んだ「三の重」です。

 

赤は魔除け! 白は清浄!

「三の重」に詰め込むのは箸休めともなる酢の物です。

定番はなんといっても「紅白なます」ですよね。

紅白には、赤は魔除けで 白は清浄といった意味があるようです。

まずは清浄の白となる大根をより白く見せるために皮を1周、薄く剥きます。

大根の外側を捨ててしまうのではなく、「一の重」でご紹介したきんぴらの材料として使ってください。

長さは4〜5センチくらいですかね。

薄くスライスして、それをさらに細く切っていきます。

ニンジンも同じように仕上げます。

ニンジンは歯ごたえがあるので、やや細めに仕上げるのがポイントかもしれません。

大根に対してニンジンが多過ぎるとバランスよく紅白になりません。

大根が若干多めくらいがちょうどよい紅白のバランスかもしれません。

バランスを重視するあまり大根かニンジンが余ってしまっても、まったく問題ありません。

残りはすべて「一の重」でご紹介した、きんぴらの材料へとまわしましょう。

味付けとしては、ダシも取れる塩昆布をひとつまみ。

さらに砂糖 ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン1杯分。

米酢を ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン1杯分注ぎます。

これを軽く揉み込んでください。

そして、酸味が飛ばないようにラップで落しブタをします。

ラップは幅が広いので半分に切り、残りの半分は次のレシピで使います。

空気を抜くように落しブタをして時間を置きます。

 

邪気を払う縁起物!

続いて作るレシピは菊花かぶです。

祝い事に昔から日本では菊を飾る風習があります。

 

そういえば、日本のパスポートにもその紋章が絵ががれていて、菊は日本を代表する花でもありますよね。

カブの皮をなるべく薄く剥いていきます。

もちろんこの皮も捨てず、「一の重」でご紹介した、きんぴらの材料に使います。

皮をむいたカブを挟み込むように菜箸をセットし、縦横に細かく切れ目を入れていきます。

続いてパプリカを3ミリ角くらいに細かく切ります。

細かく切ったパプリカをシェラカップに移します。

そのシェラカップに、リンゴ酢を ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン2杯分注ぎます。

そして切れ目を入れた側を下にして、カブを押し付けます。

カブがリンゴ酢に完全に浸からなくても、毛細管現象で吸い上げてくれるので大丈夫。

味付けとしてはリンゴ酢だけで十分ですが、ピリリとしたスパイスを加えたいので、鷹の目の輪切りをひとつまみ加えます。

酸味が蒸発してしまわないよう、紅白なますと同様に空気を抜くように落しブタをして時間を置きます。

三の重の盛り付け!

紅白なますも菊花かぶも2時間くらい漬け込めば、おいしく召し上がれるようになります。 

酢を切りつつ、三の重に見立てたシェラカップに紅白なますを盛ります。

続いて菊花カブを盛り付けますが、盛る前に一瞬切り目が上になるように置き換え、リンゴ酢が染み渡るようにします。

三の重に見立てたシェラカップに菊花カブを盛ったら、切り目のセンターにパプリカも添えます。

ゆずの皮をおろし、菊花かぶにふりかけます。

これは色味がキレイでより花っぽく仕上がるのと同時に、少量でもゆずの香りが立ち、それでいて味をジャマしないといった工夫です。

なのでゆずのすりおろしは食べる直前がポイント。

これで「三の重」の完成です!

 

次回の「おせち料理をシェラカップ で四段重を作る!」特集は・・・。

煮物を詰め込んだ「与の重」!

お楽しみ!

前回の「シェラカップ」レシピはこちら!