COODINATE

おせちの煮豆で作る
あんぱんのレシピ後編

残った煮豆があんぱんに変身!
おせちの残った煮豆をムダにしない!
あんぱんをダッチオーブンで簡単に作る!後編

前回は1次発酵のところで終わったあんぱん作り。

ここからがいよいよ大詰め!

煮豆を詰めてあんぱんを仕上げていきます。

ベンチタイム!

1次発酵は、生地が2倍くらいに膨らむのが目安です。

左:1次発酵前/右:1次発酵後

でも全粒粉を50%使用しているのでグルテン量が少ないせいなのか、縦には膨らまずベタッと横広がりな感じです。

まあ膨らみ方はこんな感じでよしとして、次の工程へ進みます。

生地をカードで6等分します。

コットンキャンバス地などの厚めの布に水をビシャビシャに浸し、硬く絞ってから広げます。

6等分した生地を丸め直し、完全にガスを抜きます。

コットンキャンバス地を被せ、生地の乾燥を防ぎつつ5〜10分くらい休ませ、ベンチタイムを取ります。

 

整形!

いよいよあんぱんのカタチへと整形し、ダッチオーブンで焼き上げていきます。

使用するのは SOTO ステンレスダッチオーブン 10インチ デュアル ST−910DL です。

SOTO ステンレスダッチオーブン 10インチ デュアル ST−910DL のフタ側にオーブンペーパーを敷きます。 

SOTO ステンレスダッチオーブン 10インチ デュアル ST−910DL のナベ側を裏返し、手のひらを使って生地を平たく潰します。

そしておせちで残った煮豆の登場!

生地で包みます。

全粒粉を使ったパンは膨らみにくいのが特長です。

なので焼き上がりもフラットになりがちなので、パンを整形するときは球状になるように心がけると美しく仕上がります。

あんぱんの整形ができたら等間隔でダッチーブンに並べます。

そして炭の後片付けのしやすいSOTO デュアルグリル ST-930 にセットします。

生地の表面に牛乳を塗ります。

SOTO デュアルグリル ST-930 に入れた炭を着火しつつ、ダッチオーブンのナベ側を被せます。

天面が均一に熱せられるよう、 エコココロゴス・ミニラウンドストーブ4 をピース並べて着火します。

ステンレス製のダッチオーブンは熱伝導が緩やかなの、特に2次発酵タイムを設定する必要がありません。

それでもパンの焼き上がりは、2まわりくらい大きく膨らんでいるのです。

パンが焼けたら軽くクーリングタイムを置き、蒸気を飛ばします。

でもせっかく自分でパンを焼いたのですから、やや温かみが残っているくらいのタイミングで食べてみてください。

全粒粉の素朴な風味と生地の塩気、煮豆の甘さが絶妙なハーモーニーを生み出します。

このレシピを覚えたら、来年のおせちはわざと煮豆が残るよう多めに作りたくなっちゃうかもしれません。

そのくらい中毒性のあるウマさです!

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