COODINATE

世界でも類を見ない惣菜パンのレシピ
仕上げ編

いよいよダッチオーブンで惣菜パンを仕上げます!
おかず感たっぷり!
「おやき」みたいな惣菜パンをダッチオーブンで簡単に作る!仕上げ編

前回の具材編では、3つの具材を用意しました。

もちろんほかのお好みの具でチャレンジしてもOKですよ。

その際は、具材の水分を少なめにするのがポイントです。

ベンチタイム!

左:1次発酵前/右:1次発酵後

全粒粉が多めだと、発酵に時間がかかります。

強力粉だけより、1.5倍くらいの時間がかかるような気がします。

でも焦らず気長に、生地が2倍くらいに膨らむのを待ってください。

生地が膨らんだら、カードで6つに切り分けます。

いったん水をたっぷり染み込ませ、しっかり絞ったキャンバス地も用意しておいてください。

生地の空気を抜きつつ丸め直し、キャンバス地に並べていきます。

生地を6つ丸めたら15分のベンチタイムに入ります。

そのとき、乾燥を防ぐようキャンバス地でしっかり包み込んでください。

仕上げ!

生地を15分休ませたら、仕上げに入ります。

その前に、ダッチオーブンを予熱します。

今回使用するのは SOTO ステンレスダッチオーブン 10インチ デュアル ST−910DL です。

ダッチオーブンは直径が大きいので、使用するバーナーはヘッドとボンベが別体式のSOTO レギュレーターストーブフュージョン ST-330 がオススメです。

フタ側を底にし、バーナーを着火。

さらにナベ側を上にセットします。

強火で予熱しつつ、具材を包んでいきます。

生地を薄く伸ばし、野沢菜を乗せます。

そして平たく整形します。

最後にワンプッシュ。

具材が漏れない程度に、生地を押しつぶしてください。

野沢菜に続いて、きんぴらごぼうも包みます。

さらにナス味噌も包みます。 

具材を包み終えたら、焼きに入る直前に生地の表面に小麦粉を薄くをまぶします。

そして生地を並べます。

無理していっぺんに全部を焼こうとせず、2回に分けてください。

そしてフタ代わりのナベを被せ、15分くらい弱火で焼きます。

15分経ったら、フタ代わりのナベを開けてください。

こんな風に湯気がモワッと立ち上がるはずです。

焼き入れ前より、生地も膨らんでますよね。

これでおかず感たっぷり! 「おやき」みたいな惣菜パンの完成です!

このレシピの特徴は、もちろん焼きたてはバツグンにウマイんですが、冷えてからもまた違ったおいしさがあるんです。

さらに家庭ではレンジで温め直したり、フライパンで表面をカラッと焼きなおすことも可能。

具材をわざわざ作らず、夕食の残り物を入れておいしいですよ。

ダッチオーブンで作るからといって炭火を用意することもないですし、簡単にチャレンジでき、いつでもおいしく食べられるので、常備パンとして作り置きするのもいいかもしれませんね!

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