シェラカップで作る全国ご当地グルメ
福井県・醤油カツ丼のレシピ
福井県リスペクト!
SKで通じるタマゴでとじない新感覚のカツ丼!
福井県のご当地グルメ!「醤油カツ丼」をシェラカップで作る!
カツ丼と聞いて思い浮かべるのは、どんなレシピですか?
ワタクシなんかは絶対的にカツがタマゴとじになってるドンブリ飯しか思い浮かびません。
ソースカツ丼っていうのも世間に広く知れ渡ったカツ丼レシピですし、おいしいのはよくわかりますが、トンカツ定食として本来別皿に盛られてるゴハンととんかつを丼で合わせただけなんじゃないかなあと思ってしまいます。
カツ丼はタマゴでとじる以外、新しい進化はもうないのか・・・と諦めかけていた矢先、福井県には第三のカツ丼が存在したんです。
その名も「SK(エスケイ)」、醤油カツ丼の略です。
福井といえば、1244年創建の曹洞宗大本山永平寺のある県です。
その永平寺御用達の醤油醸造元6代目当主が発案したのが醤油カツ丼と伝えられています。
そんなSKこと醤油カツ丼をシェラカップだけでミニマムに作ってみたいと思います。
下準備!
玄米ご飯って栄養価が高く、食物繊維が豊富なので糖質がプラマイゼロになってとってもいい主食なのですが、炊くのが難しそうと敬遠されがち。
実際はポイントさえおさえれば、シェラカップでもおいしく炊けちゃうくらい簡単なんですよ。
そのポイントとは、炊く前にしっかり浸け置きすること。
このとき水の分量は適当でOKですが、最初に吸い込む水分はダイレクトにゴハンの味に反映されるので、浄水がいいです。
ある程度たっぷりの水に、1時間以上浸けておきましょう。
ゴハンを炊く!
水に1時間以上浸けたら、いったん水切りします。
そして玄米と同量の水で炊きます。
今回は玄米1合ですので、水は180ml用意。
そしてバーナーを着火します。
シェラカップの底で玄米が固まらないように、かき混ぜながら沸騰を待ちます。
沸騰したらバーナーを超弱火にし、フタを被せて10分間炊きます。
10分経ったら火を消して、10分以上蒸らしてください。
具材を準備!
まずはキャベツを千切りに。
SKの掟に野菜は薬味程度ではなく、主役と同じくらい盛ることとありますので、千切りキャベツをたっぷり用意。
まな板を使う順番は、キャンプでも守りたいですね。
野菜を切ってから、肉ですよ。
ここでは豚ロース肉をシェラカップで揚げやすく、シェラカップに盛りやすいひと口大にカットします。
切った豚ロース肉に塩を少々。
さらにブラックペッパー少々で下味をつけます。
続いて衣をつけていきます。
まずは小麦粉をまぶします。
余分な小麦粉を払い落としつつ、溶きタマゴにどっぷり浸けます。
最後にパン粉で覆います。
ひと口代のカツなら、使用する揚げ油は200mlくらいで十分です。
でも油ハネしますので、なるべく深型のシェラカップを使用するといいでしょう。
ここではチャムス ブービーシェラカップ1リットル を使用しています。
衣がキツネ色になってきたらよく油を切って取り出します。
ゴハンを炊くのに10分、蒸らすのに10分以上。
とんかつを揚げるのに、ちょうどいい時間だったんじゃないでしょうか。
ゴハンを炊くのに、重い木ブタを使えば、こんなふうにカニ穴が出現します。
これはゴハンにまんべんなく火が通り、ふっくら炊けたサインでもあるんです。
ごはんをほぐし、よりふっくらと仕上げてください。
ゴハンをほぐしたらキャベツをたっぷり盛りつけます。
その上に揚げたてのトンカツを並べます。
ここで醤油の登場です。
本来は福井県産の醤油の方がいいんでしょうけど、慣れし親しんだキッコーマン減塩醤油を使わせていただきました。
続いて大根おろしをトッピング。
さらにノリを細く切りつつトッピング。
これでSKこと福井県のご当地グルメ、醤油カツ丼の完成です!
実食
大根おろしにポン酢などを加えれば、よりあっさりと仕上がります!
タマゴでとじたカツ丼も、味付けは醤油がベース。
なのでSKも違和感なく食べられるはずです!