縫わずに作れるから簡単!
バッグをDIY前編
ミシンを使わないアウトドアバッグ作り!
おウチでアウトドアギアをDIY!
誰でも簡単! 縫わないバッグ前編
アウトドアギア好きは大きく2通りに分かれると思います。
1:アウトドアブランド好き
2:ギミック好き
この「おウチでイチからアウトドアギアをDIY」ではイチからスタートしてDIYしちゃうくらいだからノーブランド。
つまり後者のギミック好きに刺さる特集です。
「ギミック=仕掛け、からくり」というわけですが、できあがったアイテムそのものにもギミックがあり、作り方にもミシンはおろか針や糸も使わないギミックが隠されているのです!
アウトドアで大活躍をお約束!
ミシンはおろか針や糸も使わないギミックはおいおい制作過程で披露しますが、アイテムそのもののギミックがすごいんです。
ポイント1:生地を選べば撥水仕様!
ポイント2:ギアを片付けたり着替えたりするのに便利なシート状!
ポイント3:ズボラな人もこれならまとめ上手!
ポイント4:小さくたためるエコバッグ仕様!
まさにフィールドでの大活躍をお約束できる究極のアウトドアバッグなのです!
ステップ1:図面1作成
それでは究極のアウトドアバッグの制作に入りますね。
まずは図面の作成。
ひどい図面ですが、100センチ×100センチの布に対し、内側にも外側にも4センチの糊代が周囲にあると理解できればいいのですから、こんなもんでOKでしょう。
ステップ2:採寸
布に図面を写す。
この作業は定規を使ってきちんとかいてくださいね。
ステップ3:裁断
布を切るんですが、もうお気づきですね。
今回使用している布はホームセンターで買ってきたブルーシートです。
青じゃないけど、なぜかブルーシートと呼ばれてますよね。
幅が広く大きな布なのに安価。
それでいて水を弾くのだから、アウトドアバッグを制作するのにぴったりの素材です。
ステップ4:マスキング
内側4センチのラインに沿って、マスキングします。
さらに4つのコーナーにライン引き。
これ、なんて表現すればいいんでしょうか?
とにかく100センチの角をめがけ、4つのコーナーにラインを引いてるんです。
ステップ5:角を切る
4つのコーナーを切ります。
まあ、100センチのラインで折れば、こんな感じに角が合わさるってことですかね。
ステップ6:接着
このバッグ作りは縫いません。
接着で仕上げていきます。
素材に何を使うかで接着剤が異なります。
ブルーシートはポリエチレン製です。
ポリエチレンは普通の接着剤では着きません。
着いているようで、まったく着いていない。
剥がそうと思えば簡単に剥がれてしまうんです。
ポリエチレンの接着には、素材そのものを溶かしながら接着させる溶剤系の接着剤が必要となってきます。
成分や用途を確かめながら接着剤を選んでください。
ステップ7:貼る
マスキングテープからはみ出さないように接着剤を塗り、数分時間を置いて貼り合わせます。
置く時間は接着剤に記載してある乾燥時間を目安にしてください。
さらに乾くまでそっと放置プレイです。
ステップ8:剥がす
布が接着できたらマスキングテープを剥がしていきます。
これで第1段階は終了。
まだシートにしかなってませんが、この時点で4つあるポイントの「ポイント1:生地を選べば撥水仕様!」「ポイント2:ギアを片付けたり着替えたりするのに便利なシート状!」という2つクリアしてるですから、50%完成したようなもんです。