COODINATE

シェラカップで作る全国ご当地グルメ
大阪府・かすうどんのレシピ

大阪リスペクト!
外カリカリ! 中プルプル!  低脂肪で意外とヘルシー!
大阪府B級グルメ・かすうどんのミニマムクッキング!

「食いだおれの街」なんて称されるくらい大阪にはたくさんのおいしい郷土グルメが存在します。

だから何を作ろうかとても迷ったのですが、関西圏以外では類似料理もあまり見かけることのない「油かす」に着目し、今回は「かすうどん」にしたいと思います。

「油かす」が入ったうどんだから「かすうどん」と呼ばれているのですが、関東ではその存在さえ知られていない「油かす」とはなんぞや。

生まれも育ちも関東だったりしたら「油かす」と聞くと、「天かす」を想像する人が多いのではないでしょうか。

「油かす」とは、食材でいうところの「ホルモン」と語源がよく似ています。

食材のホルモンの語源ですが、戦前は内臓肉を捨てていたようで、戦後の食糧難に腸などの「放るもの」まで食べるようになったことから、臓物を「ホルモン」と呼ぶようになったそう。

同じく捨てるような部位、つまり「かす」を油で揚げたものを「油かす」と呼ぶのです。

「油かす」は牛の腸を油でじっくり時間をかけて揚げ、「香ばしさ漂う外カリ! コラーゲンたっぷりで中プル!」に仕上げた絶妙な食材。

そんな「油かす」をトッピングした「かすうどん」をシェラカップ で作りたいと思います。

 

下準備

牛の腸を小さく切ります。

今回は下茹でしてある直腸を使いましたが、脂肪たっぷりの生の小腸などが手に入れば、そちらの方がよりおいしく仕上がると思います。

ただし、揚げるのに時間もかかるし、油の飛び跳ねなど汚れの処理もその分大変です・・・。

シェラカップ に薄く油を注ぎます。

揚げ物には深さのあるチャムスの ブービーシェラカップ1リットルがとても便利です。

油を熱します。

バーナーはゴトクが広く安定感のある、SOTO レギュレーターストーブフュージョン ST-330を使いました。

油が温まったら「かす=腸」を入れます。

身から余分な油分が抜けてカリッとなるまで、中火でじっくり時間をかけて揚げてください。

 

調理開始

うどんを茹でる用とスープ用の2つのカップを同時進行します。

うどんを茹でる用の水は多めの適当でいいですが、スープ用の水は300mlにしてください。

どちらのカップもフタをして着火。

うどんを茹でる用には容量たっぷりのチャムス ブービーシェラカップ1リットルを使用しSOTO レギュレーターストーブフュージョン ST-330で、スープ用にはロッキーカップを使用してSOTO レギュレーターストーブ ST-310で湯を沸かしました。

口径の小さなロッキーカップやオリジナルシェラカップ でも、ゴトクの小さなSOTO レギュレーターストーブ ST-310ならぴったりサイズ!

お湯が沸くまでの時間に万能ネギを刻んでおきます。

うどんのスープには本格的関西だし味に仕上がる粉末つゆの素「ヒガシマルうどんスープ」を使用しました。

ロッキーカップのお湯が沸いたところで、「ヒガシマルうどんスープ」ひと袋を投入します。

時間差でうどんを茹でる用のチャムスの ブービーシェラカップ1リットルが湧きます。

そしたらチャムスの ブービーシェラカップ1リットルキャプテンスタッグの ステンレス ビッグシェラスタッキングザルを入れ、沸騰するまで数秒待ちます。

うどんがやわらかくなるまで茹でます。

うどんがやわらかくなったら、しっかりと湯切りします。

湯切りしたうどんをスープに投入。

「油かす」をトッピング。

さらに万能ネギをトッピング。

最後にとろろ昆布をトッピングすれば、大阪名物「かすうどん」の完成です!

 

実食!

肉の旨味が凝縮された「油かす」は、コラーゲンたっぷりなうえに栄養価も高い食材。

その旨味がスープに溶け出した「かすうどん」は格別なうどん!

外カリカリで 中プルプルな「油かす」の独特な食感を楽しみ、スープも最後の一滴までじっくりと味わえちゃうんです。

前回の「シェラカップ」レシピはこちら!