COODINATE

焚き火のそばでも活躍!
機能的キャンプエプロンのDIY前編

燃えないフェルト製だから暖かで安心!
焚き火にマジで強い! 冷え性にもオススメ!
暖かエプロンをDIYする!前編

冬は焚き火が楽しい季節ですよね。

楽しいというより、焚き火がなければ寒すぎて辛いと思っちゃうくらいの必需品。

さて、焚き火まわりにいがちな冬キャンですが、そんなときはどんなウエアを着てますか?

ナイロンやポリエステル製だと火の粉が飛んできたら大変!

一気に燃え広がっちゃいそうですよね。

コットンなどの天然繊維も燃えにくいとはいえ、小さな穴があいたり焦げて変色などします。

キャンプだけでなく普段も着まわしてるウエアなら、そんな残念なことは避けたいですよね。

そこでオススメしたいコーディネートが、エプロンの使用です。

いまやアウトドアブランド各社から、キャンプ用エプロンが発売されてます。

素材も難燃素材を用いた高級アイテムから、デニムやキャンバス生地の安価だけどデザイン性に飛んだエプロンまでさまざま。

でもちょっと待ってください!

エプロンて直線縫いばかりで、ミシンを使ったことがない方でも簡単に作れちゃうんです。

今後複雑なアイテム作りにも挑戦してみたい方に、練習にちょうどいいアイテムでもあるんです。

素材として使うデニムやキャンバス生地なら、裁縫用品店で簡単に手に入るし、もう処分しようと思ってた服を分解して素材どりしても楽しそう。

さらにいえば、「スパッタフェルト」という溶接現場で使う素材を使えば、燃えないし暖かです。

「スパッタフェルト」はホームセンターやアマゾンなどで手軽く手に入れることができちゃう素材なんですよ。 

理想図を描く!

今回DIYするエプロンは、もちろん「スパッタフェルト」を使用します。

用意した「スパッタフェルト」のスペックをご紹介すると、瞬間耐熱温度は1300℃で、連続使用による耐熱温度は250℃。

決して燃えることのない耐熱繊維です。

今回使用する「スパッタフェルト」は厚さ2.8ミリの素材ですが、5ミリ素材も一般的に出まわっていてアマゾンとかでも簡単に手に入るので、用途に応じてチョイスするといいと思います。

200センチ × 100センチ × 5ミリ厚の「スパッタフェルト」なんかは敷物にも掛け物にも利用できる焚き火オーバーブランケットなんかを作るのによさそうですよね。

今回の目的は焚き火用エプロン。

理想を盛り込んだアイデアシート

キャンプ地についたらすぐに着用し、活躍させたいので、いろんな機能を盛り込みましょうか。

まずは携帯電話を入れとけるポケット。

さらに大型ポケットがあれば、テント設営のときにペグを入れるなど役立ちそう。

その2つのポケットをつなぐループを装備すれば、ペグハンマーを簡単に装着できるようになりそうですよね。

また大型ポケットを二重にしておけば、ペグなどの汚れ物サイドとお財布などをしまうキレイなサイドと使い分けできそう。

せっかくフェルト生地なんだから、ひざ掛けとしても最適な長さに仕上げたいところです。

希望を盛り込んでいくと、ソムリエエプロンとかギャルソンエプロンと呼ばれるようなスタイルになりそう。

そんなアイデアシートを、まずは作成してみます。

その理想を実現するためには、どういう順番で縫えばいいか、材料はどんなものがどのくらい必要かということが明らかになります。

設計図

 

そして最終的に設計図を仕上げるのです。

 

生地に落とし込み

設計図を生地に落とし込むんですが、「スパッタフェルト」生地は50センチ単位で販売しているケースが多いので、100センチ × 100センチ × 2.8ミリ厚を用意。

エプロンの幅は「スパッタフェルト」幅100センチをいっぱいいっぱいまで使用し、長さは 100センチのところを80センチ使用して、残りはポケットの材料にあてることにします。

そんなわけで「スパッタフェルト」にチャコペンを入れます。

1センチ2センチのズレは、まったく気にしなくて大丈夫です。

チャコペンの線に従い、ハサミでカットします。

基本直線縫いで仕上げるので、カットラインももちろん直線。

だから簡単です。

普段、縫い物をするときにアイロンをかけたりしないんですけどね。

「スパッタフェルト」は厚みがあるので、アイロンをかけないとちょっと縫いにくい素材です。

だからしかたなく、アイロンがけ。

切り出したパーツを合わせてみると、こんな感じです。

次回、後編はこのパーツを直線縫いして一気に仕上げたいと思います!

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