COODINATE

シェラカップで作る全国ご当地グルメ
滋賀県・焼き鯖そうめんのレシピ

滋賀県リスペクト!
ごはんが進む「そうめん」レシピ?! 海がなくても鯖がご当地グルメ!
滋賀県「焼き鯖そうめん」をシェラカップだけで作る!

全国津々浦々ワタクシ旅したことがあります。

行けば必ずご当地の山海の珍味を食するようにしてるんですが、正直な話、滋賀県のB級グルメってまったく思い浮かびませんでした。

だって鮒寿司とかって高級すぎてBじゃなくてA級ランクでしょう!

ほかにB級グルメでなにがあるかって・・・・思い浮かばないと言ったらウソになりますね。

すぐに1つは思い浮かびました。

それは「サラダパン」です。

滋賀県を代表するアウトドアブランド「NANGA」の副社長は、アウトドアイベントのたびに「サラダパン」を箱買いして、行動食にしています。

地元を遠く離れても、「サラダパン」があればきっとホームシックにならないんでしょう。

そのくらい「サラダパン」は地域に根付いたご当地グルメなんだと推測します。

しかしいくら「サラダパン」が滋賀県を代表するご当地グルメだとしても、この「シェラカップ で作るミニマムクッキング」では実現性が低い。

具材を和えるくらいしか、シェラカップを使わないっぽいからです。

そこで恥を忍んで、前出の「NANGA」副社長にご当地B級グルメを訊いてみました。

そして返ってきた答えが「焼き鯖そうめん」だったのです。

よくよく「焼き鯖そうめん」を調べてみると、海のない滋賀県で「鯖」がメイン食材!

一般家庭だけでなく飲食店でも「そうめん」をおかずに「ごはん」を食べるという「焼き鯖そうめん」文化!

興味深いレシピだったのです。

それではさっそく「焼き鯖そうめん」を作ってみましょう!

 

下準備!

「焼き鯖そうめん」は、いたって簡単なレシピだったのです。

下準備といえば、トッピング用に針ショウガを作るくらい。

あとは鯖を炊き込む合わせ調味料を作っておきましょう。

チャムス ブービーシェラカップL に水を100ml用意します。

そこへ日本酒を加えるのですが、やはり滋賀県ご当地グルメですから滋賀県のお酒を使いましょうか。

先ほどの水に、日本酒を100ml加えます。

さらに砂糖を ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン山盛り2杯分投入。

続いて、みりんを ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン2杯分注入。

最後に ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン4杯分の醤油を注げば、合わせ調味料の完成です。

 

調理開始!

そんでいきなりメインの調理へと移るんですが、鯖を丸ごと1尾で買ってきたのならまずは2枚におろしてください。

さらに、シェラカップで調理しやすい大きさにカットします。

鯖に竹串を刺し、 SOTO 炙りマスターPro KC-800 で表面を炙ります。

皮を炙ることで香ばしくなり、魚の臭みが消え、また脂を閉じ込めることができるのです。

表面を炙った鯖を先ほど作った合わせ調味料に入れ、炊き込んでいきます。

SOTO レギュレーターストーブフュージョン ST-330 を、まずは火力全開で炊きます。

沸騰するまでにアルミホイルの落としブタを用意。

沸騰したらSOTO レギュレーターストーブフュージョン ST-330 を中火にし、落としブタをしてじっくり炊き上げます。

鯖を炊いているあいだにそうめんの準備。

2.9kWのゴツイパワーを誇るSOTO レギュレーターストーブ ST-310 で湯を沸かします。

チャムス ブービーシェラカップ1リットル の鍋に対し、ザルはひとまわり小さい キャプテンスタッグ ステンレス ビッグシェラスタッキングザル を使用。

ザルを入れても沸騰しているくらいアツアツの状態になったら、そうめんを投入。

ラーメンで言うところの「バリカタ」どころか「粉落とし」くらいのレベルで湯上げします。

しっかり湯切りしたそうめんを ユニフレームのUFシェラカップ 900 に盛り、炊き上がった焼き鯖をトッピング。

この撮影までに2回ほど「焼き鯖そうめん」を作って練習してみましたが、鯖を長時間炊くより、今回の手順どおり「湯を沸かし、そうめんを茹でる時間だけ鯖を炊く」くらいの方が鯖がふっくらした仕上がりになります。

「焼き鯖そうめん」をネット上でいろいろ検索しましたが、あくまで画像判断ですが、もしかしたら本場・滋賀県では鯖から水分が抜けるくらいガチガチ炊き上げてるかもしれません・・・。

焼き鯖を盛ったら、鯖のダシがいっぱい出た煮汁をサラリとかけます。

そこへ針ショウガをトッピング。

お好みにより、山椒などをパラパラと散らせば「焼き鯖そうめん」の完成です!

 

実食!

NANGA副社長から「焼き鯖そうめん」をご紹介していただいたとき、「そうめんはめんつゆにつけて食べるもの」という固定観念が邪魔をして、最初はレシビがまったく想像できませんでした。

「焼き鯖を甘辛く炊き上げ、その汁にそうめんを入れ、焼き鯖をのせれば完成」と、NANGA副社長の指導。

まずもって温かいそうめんなのか、冷たいそうめんなのかがわからないので聞き返したほどです。

「家で作る場合は、麺がブヨブヨです!」とNANGA副社長が解説してるので、飲食店では「ブヨブヨではない」と推定できました。

なので、そうめんをかなり固めに仕上げました。

本場の味をいまだ知りませんが、ここ数日連チャンで食してもまったく飽きのこない、逆に味わい深く「そうめん」をおかずに「ごはん」を食べたくなるレシピでした!

前回の「シェラカップ」レシピはこちら!