社外秘の11種のスパイス解明!?
KFC 風オリジナルチキンのレシピ
やっぱダッチオーブンは天才!
揚げ物も安全!
圧力がかけられるからKFCみたいな柔らかチキンになる!
以前にダッチオーブンでKFC風ビスケットを作りましたが、今回はオリジナルチキンに挑戦!
普通のチキン唐揚げとKFCのオリジナルチキンの違いはスパイスもありますが、圧力鍋で揚げるところが大きな差です。
圧力鍋を使うことで、あんなにもやわらかチキンに仕上がるのです。
でも日本で一般的に販売されている圧力鍋には揚げ物に使わないよう注意書きがされてたりします。
圧力を抜くバルブとかに揚げ油が入っちゃまずいんでしょうかね?
理由は定かではありませんが、とりあえず圧力鍋は使えない。
そこでオススメしたいのがダッチオーブンです。
特にSOTOのステンレス製のダッチオーブンはフタも重く、いい感じに圧力がかかってくれるのです。
ダッチオーブンて、やっぱ天才調理器具ですね!
仕込み!
最初にMED液を作ります。
MEDとはKFCの専門用語で、ミルク・エッグ・ディップの略。
つまり牛乳にタマゴを溶いた液体に、素材を漬け込むのです。
タマゴをよく溶けば、MEDの完成です。
使用するのは国産ハーブ鶏肉。
しかも1羽丸ごと!
背骨に沿って割ります。
パーツとしてはモモが2つ、これをドラムと呼びます。
その付け根のオシリがやはり2つ、これをサイと呼びます。
そして手羽が2つ、これをウイングと呼びます。
その付け根のアバラが2つ、これをリブと呼びます。
最後に胸がキールです。
切り分けたパーツをジップロックなどの密封できるビニール袋に入れます。
そこへ最初に作っておいたMED液を流し込みます。
チキンを揉み込んで、MED液をしっかり染み込ませてください。
決め手は秘伝のスパイス!
KFCのスタッフででその配合は知らないとされるスパイス。
ネット上にはいろんなスパイスレシピが存在します。
その中で、信憑性が高そうな外国の流出レシピを試し、ワタクシなりにちょっと変更しました。
多くの流出レシピには、グルタミン酸ナトリウムが含まれてます。
いわゆる「うま味調味料」です。
KFCが誕生した時代的にも「うま味調味料」は魔法の調味料だったでしょう。
でも今回は化学調味料の使用を避け、天然素材でどこまでKFCの味に近づけるか、頑張って配合してみました。
小麦粉をベースに、使用したのは以下のスパイスです。
チリペッパー
ガーリック
ジンジャー
マジョラム
パプリカ
タイム
オレガノ
ホワイトペッパー
コリアンダー
セージ
オールスパイス
岩塩
MED液からチキンを救出。
スパイスの粉にまぶします。
粉がついていない箇所がないように、しっかり揉み込んでください。
揚げ!
ストーブとボンベが別体式のSOTO レギュレーターストーブフュージョン ST-330に SOTO ステンレスダッチオーブン 10インチ ST−910 をセットします。
キャノーラ油をSOTO ステンレスダッチオーブン 10インチ ST−910 の1/3くらいまで入れ、予熱します。
油が温まったら揚げるのですが、チキンを叩いて余分な粉を落としてください。
油の温度が一気に下がらないよう、タイミングを見計らいながら1パーツずつ入れていきます。
1羽丸ごと油に浸かってても、油面はSOTO ステンレスダッチオーブン 10インチ ST−910 の半分以下であることを確認してください。
火力を中火に調整してフタを閉じ、15分待ちます。
ダッチオーブンは圧力鍋ではないので、圧力は多少抜けます。
その抜けが安全につながります。
どうですか?
見た目、まるっきりKFCのおりじなるちきんでしょう!
最後に手作りコールスローを添えれば、まんまKFCにありそうなメニューの完成です!
前回の「ダッチオーブン」レシピはこちら!