焚き火のそばでも活躍!
機能的キャンプエプロンのDIY後編
焚き火にマジで強い! 冷え性にもオススメ!
燃えないエプロンに機能を盛り込む!
暖かエプロンをDIYする!後編
燃えないし暖かなフェルト素材「スパッタフェルト」という溶接現場で使う生地で作りはじめた焚き火エプロン。
ただ火の粉から守るだけでなく、ただ暖かいだけでなく、どうせ自分で作るならキャンプに必要な機能も盛り込みたいですよね。
そんなわけで、DIYエプロンにいろいろなギミックを盛り込んじゃいました。
前回の「暖かエプロンをDIYする!前編」では、100センチ × 100センチ × 2.8ミリ厚の「スパッタフェルト」生地から切り出したパーツを並べたところまでお伝えしました。
ここから先はもう簡単。
位置に合わせて直線縫いすればいいだけです。
ポケット縫製!
まずはポケットだけを縫製します。
フェルト生地のいいところは、フチがほつれないようにかがり縫いをしないですむことです。
だから作るのも超簡単。
でもポケットの出入り口だけは強度を持たせる意味でも2重にしてフチがほつれないようにしておきましょうか。
まっすぐ縫っているつもりでも、ちょっとはみ出したりするのが素人技。
そんな失敗は気にせず、はみ出した部分をカットして直線を作り出します。
ペグポケットはさらに強度を持たせるために、ポケットの底が2重になるようにします。
2.8ミリ厚のフェルト素材なので
重ねて折ると、内側の生地と外側の生地ではサイズが大きく異なります。
だから縫い合わせるときにちょっとした裏技が必要です。
そこで登場するのが目玉クリップ。
重ね合わせた位置がズレないように目玉クリップで仮止めし、縫い合わせます。
ベルト装着!
エプロン本体にベルトを縫い付けますが、アウトドア用っぽく見せるポイントが杉綾織のナイロンベルトです。
バックルもGフックとかを使えば、ちょっとテクニカルなアイテムっぽくなります。
Gフックをスライドしてサイズ調整しやすいように、ゆとりをもった指1本分を残し、端をミシンでループ縫いします。
いまや Gフックなどのカッコいいパーツもアマゾンで簡単に手に入るいい時代です。
ちなみにナイロンテープの末端をカットしたら、ほつれないようにバーナーなどで炙って熱処理しておきましょう。
Gフックを留めるベルトの反対側に、まずは大きめのループを設定して縫製します。
両端は、こんな感じにGフックを留めるんですが、このままではユルユルで抜け落ちちゃいそうですね。
そこであらためて、フックぴったりのサイズに縫製をします。
ループにフックをかけ、縫製ラインをチャコペンでマーキング。
ラインに沿って縫製します。
本体縫製!
ベルトが縫い終われば、すぐにでもエプロンとして着用可能です。
この時点でいったん着用し、使いやすいポケット位置を確かめます。
計算上の数値ではなく、身体に合わせた実寸値がDIY作品の有利な点です。
使いやすいポケット位置を見いだせたら、マチ針で仮固定します。
そしてエプロン本体にポケットを縫い付けていくのです。
ポケットが縫えたらペグハンマーの柄を通すループを装着。
これで焚き火に強い機能的キャンプエプロンの完成です。
実際に着用するとこんな感じです。
携帯電話用のポケットが非常に便利です。
さて次は、なにをDIYしましょうかね。
季節柄やっぱ焚き火アイテムがいいですか?
また次をお楽しみに!