シェラカップで作る全国ご当地グルメ
奈良県・葛餅のレシピ
奈良県リスペクト!
本葛だとなめらかさが別格!キャンプデザートに最適!
奈良県発祥のぷるトロ葛餅をシェラカップで簡単に作る!
キャンプのときに食べるデザートって、どんなスイーツを選んでますか?
そもそもアウトドアでは、スイーツを食べない??
でもしょっぱ系の食事が多いキャンプめしのあとって、無性に甘いものを食べたくないですか?
そこでオススメしたいのが、和菓子。
デザインまで手の込んだ和菓子を作るのは難しいですが、昔から家庭で親しまれていたような素朴な和菓子なら意外と簡単。
道具や設備の限られたアウトドアでだって、お手軽に作れちゃうんです。
今回は奈良県発祥の葛餅をシェラカップでミニマムクッキングしたいと思います。
下準備!
関東と関西では「くず餅」のスタイルが違うってご存知でしたか?
あえて「くず」の字をひらがなにしましたが、関東の「くず餅」は、「小麦粉」が主原料となります。
一方で関西の「くず餅」は小麦粉ではなく、葛の根を精製したデンプン「本葛」から作られるのです。
だから同じように作っても「関東くず餅」はもちもち、「関西くず餅」はぷるトロと食感がまったく異なるのです。
今回は奈良県のご当地グルメということで、「本葛」を使用したぷるトロなレシピで作ります。
まずは黒蜜作りから。
黒糖1に対し、水を1の分量で溶かします。
1:1だからといって、黒糖100g:水100mlなんて大量に作る必要はありません。
せいぜいチャムス ブービーシェラカップ210ミリリットル に1/5くらいの分量で十分じゃないでしょうか。
黒糖を水でふやかしつつ、スプーンなどで押しつぶしてダマがないように溶かしてください。
黒糖が溶けたら、バーナーで煮詰めます。
ハイパワーなSOTO レギュレーターストーブ ST-310 を使用し、強火で煮詰めていきます。
トッピングに使用するのはきな粉です。
とはいえ、きな粉だけでは生臭くって食べにくいのが現状。
そこで砂糖を加えるのですが、量はお好み次第。
ここではきな粉をライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン4杯分に対し、きび砂糖をライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン1杯分加えました。
調理開始!
今回は、奈良県吉野産の本葛を使っての「葛餅」作りです。
チャムス ブービーシェラカップL に本葛をライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン8杯分入れ、上白糖をライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン2杯分加えます。
さらに水を200ml加えます。
よくかき混ぜて、本葛と上白糖を完全に溶かしてください。
完全に溶けたら、バーナーで煮詰めます。
SOTO レギュレーターストーブ ST-310 は2.9kWとゴツイパワーを誇りますが、わりと強めの火力で煮ていきます。
鍋底に焦げ付かないよう、スプーンで絶えかき混ぜてください。
焦げ付かせないポイントはかき混ぜることだけでなく、シェラカップを火に遠ざけたり近づけたりしてコントロールすることも重要です。
トロミがついてきたら キャプテンスタッグ ブルーブラックコート シェラカップ320ml に移します。
そして葛餅にも水をかけ、急激に冷やします。
今回は氷も使用しましたが、氷がなくても全然OKです。
粗熱が取れたら、 ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーンで食べやすい大きさに切りつつ、シェラカップに盛り付けます。
そこへ黒蜜をたっぷりとかけてください。
さらにきな粉もトッピング。
これで奈良県のご当地グルメ、葛餅の完成です!
実食!
西暦592年から794年まで、奈良に都があった飛鳥時代と奈良時代。
奈良県発祥の葛餅は、まさかそんな昔から食されてきたんでしょうか?
このぷるトロが具合がたまらなくおいしい!
きな粉にきび砂糖を混ぜたことで、ジャリジャリとした食感もまた楽しいです。
超お手軽に作れるレシピなので、キャンプでのデザートにぜひお試しアレ!