死ぬ前に食べたい
くるみパンのレシピ後編
「人生の最後に食べたいのはくるみパン」と言えるくらいのくるみパン好きも納得の味!
鈴木保奈美に食べさせたい!
ダッチオーブンで作るくるみパンの最高傑作レシピ!後編
アウトドアで作る世界最高峰のくるみパンですが、前回は1次発酵のところまで進みました。
今回はその先へと進みます。
1次発酵を待つあいだに、生くるみ120gをバーナーで焙煎します。
でも、くるみってどのくらいで火が通るのか、見た目ではよくわかりづらいんですよね。
そこで、部分的に焦がさないことだけ気をつけ、火を遠ざけながら10〜15分くらいは炙り続けてください。
焙煎が終わったら、そのままクーリングタイムを置きます。
生地はこんな感じに膨らみましたか?
そしたら1次発酵の終了です。
ベンチタイム!
1次発酵が終了したら、水をたっぷり染み込ませ、しっかり絞ったキャンバス地を用意します。
ボウルから生地を取り出し、空気を抜いて丸め直します。
丸め直した生地をキャンバス地で包み、15分ほどベンチタイムを取って休憩させます。
整形!
ベンチタイムが終了したら、次の作業へと進みます。
かなりモチモチの生地になっていると思いますが、切れないようにゆっくりと伸ばし広げます。
ザルで焙煎したくるみを振るい、余計な炭を取り除いてから生地に加えます。
くるみを小さくカットなどせず、あえて大きなまま生地に混ぜ合わせ、割れたら割れたままに任せます。
くるみが生地に馴染んだら、裏返したダッチーブンのフタにオーブンペーパーを敷きます。
今回使用するのは SOTO ステンレスダッチオーブン 12インチ ST−912 です。
生地をダッチーブンからはみ出さない大きさで整形し、表面に分量外の強力粉をザルを使ってまぶします。
水分が飛ばないようにダッチーブンのナベ側を被せ、生地を2次発行させます。
仕上げ!
15分ほど2次発酵させると、こんな感じに膨れ上がっていると思います。
そこへふたたび、表面に分量外の強力粉をまんべんなくまぶします。
続いて生地に数ヶ所、ハサミでざっくりと切れ目を入れます。
そして霧吹きで、生地表面の粉が流れ落ちない程度に水をたっぷりめに吹き付けます。
この水分により、生地が硬く焼きあがるのです。
表面が硬くないパンがお好みなら、この霧吹き作業はスルーしてください。
最後にダッチオーブンのフタからはみ出したオーブンペーパーを切り取ります。
焚き火台の上に逆さ使いしたダッチーブンをセット。
上下から炭で加熱しますが、ステンレス製のダッチオーブンは蓄熱性がいいものの、温まるまで時間がかかるので40分くらいは熱し続けます。
炭が燃え切るのに、ちょうどいい時間かもしれませんね。
これで、世界最高峰のくるみパンの完成!
アウトドアでこんなにもおいしいくるみパンが作れるなんて、驚きですよ。
くるみパン好きな鈴木保奈美さんに、ぜひとも食べていただきたい!
そして「人生の最後には、このくるみパンが食べたい!」と言われたいもんです。