割り箸ファイヤースターターのDIY公開
「MYOGる」身近なもので焚き火の着火が楽に! ファイヤースターターをミョグる!を株式会社 主婦と生活社が運営するcazualに公開しました。
手作りを楽しむコスパなアウトドアアイテムその2
手作りを楽しみながらも、絶対的にコスパなアウトドアアイテムをミョグするこの企画「MYOGる」ですが、今回は超身近なもので焚き火の着火が楽になるファイヤースターターを作ります。
ちなみに前回もお伝えしましたが、ミョグとはMYOGと綴り、Make Your Own Gearの略。
DIY(Do It Yourself)と同じような意味で、「自分のギアを作っちゃいましょう!」ってこと。
前回は松ぼっくりで着火剤にも、キャンドルにもなるファイヤースターターを作りましたが、「松ぼっくりを手に入れるためにはキャンプに行かなきゃ! そのキャンプに行っても、焚き火に肝心な着火剤がない!」なんて悲鳴が聞こえてきました。
そこで、今回は必ず家にあるだろう・・・もしくは今日簡単に手に入れられるだろう「割り箸」でファイヤースターターをミョグっちゃいます!
1:用意するもの
割り箸
ロウソク
鍋(今回はシェラカップを使用)
バーナー
ナイフ
2:フェザースティックを作る
ワイルドな焚き火スタイルでお馴染みのファイヤースティック。
木の枝にナイフで切れ込みを入れ、フェザー(羽根)状にして着火しやすくしたモノでですが、それをキャンプの現場ではなく家で作って行きます。
しかもフェザースティックを木の枝ではなく、割り箸で作ります。
割り箸を割って、先っぽから切り込みを入れたら、携帯性をよくするために真ん中くらいで折ります。
3:ロウソクをバラす
今回使用したロウソクはどこでも購入できるごくごく一般的なキャンドル。
心が許すなら、お仏壇に添えるロウソクでもまったく問題ありません。
芯が混入しないように気を使いながら、ナイフで砕きます。
4:ロウソクを溶かす
バーナーで炙り、ロウソクを溶かします。
溶けはじめたら余熱で溶かします。
熱しすぎると固まるまでに時間がかかるというのもありますが、蒸発してロウの量が減るという欠点もあるからです。
5:熱しすぎた場合の対処法
熱すぎて湯気が出た場合、ロウが薄っすら白くなるまでシェラカップごと水で冷ますといいでしょう。
特にこの割り箸フェザースティックには、ロウが薄っすら白い状態の方が割り箸に絡みやすいです。
6:先をどぶ漬け
割り箸の先端を溶けたロウソクに、たっぷりと漬けます。
かき混ぜるようにして漬けるとロウが冷めるので、より割り箸に絡みやすいです。
7:下をどぶ漬け
6:で先をどぶ漬けした割り箸ですが、よく冷ましてから反対側をどぶ漬けしたほうが、手が熱くなくていいです。
シェラカップ内のロウソクも冷えて固まってる可能性があるので、そのときはもう一度シェラカップをバーナーで熱し直してください。
6:7:の作業を繰り返し、ロウを厚く重ねます。
8:完成
ロウが厚く重ねると、フェザースティックのケバケバが目立たなくなります。
その状態が正解。
ロウが固まったら完成です。
ライターの火を近づければロウはすぐに溶け出し、フェザースティックのケバケバも出てきます。
フェザースティックのケバケバに火がつけば、ゆっくりと長い時間燃えてくれる火種に。
そのまま割り箸を燃やすのとはワケが違うくらい長持ちすることに、きっとビックリしますよ!
前回の「DIY」はこちら!