エッグホルダーで作るファイヤースターターのDIY公開
「MYOGる」アウトドアクッキングギアを使って、ファイヤースターターをミョグる!を株式会社 主婦と生活社が運営するcazualに公開しました。
手作りを楽しむコスパなアウトドアアイテムその3
手作りを楽しみながらも、絶対的にコスパなアウトドアアイテムをミョグするこの企画「MYOGる」。
今回はアウトドアに卵を安全に持ち運べるギア、コフランのエッグホルダーを使ってファイヤースターターをミョグっちゃいます!
ミョグに関して、もはや説明いらずだと思いますが一応念のためお伝えすると、ミョグはMYOGと綴り、Make Your Own Gearの略です。
DIY(Do It Yourself)と同じような意味で、「自分のギアを作っちゃいましょう!」ってことで、アウトドア好きがアウトドアへ行けないときにも、彼の地に思いを馳せながら楽しめる娯楽です。
1:用意するもの
ロウソク
新聞紙などの古紙
鍋(今回はシェラカップを使用)
バーナー
ナイフ
2:ロウソクをバラす
今回使用するのは、前回の身近なもので焚き火の着火が楽になるファイヤースターターを作ったときと同様、どこでも購入できるごくごく一般的なローソク。
前回は芯が混入しないように気を使いながらナイフで砕きましたが、今回は芯が混入してもまったく問題ないので、ザクザクと砕いてきます。
3:ロウソクを溶かす
バーナーで炙り、ロウソクを溶かします。
熱しすぎると固まるまでに時間がかかるし、熱しすぎると蒸発してロウの量が減るという欠点もあるので、溶けはじめたら余熱で溶かします。
ポイントとして、ロウにちょっと粘度があるくらいのほうがいいと思います。
4:古紙を敷く
エッグホルダーに古紙を敷きます。
今回は新聞紙を使いましたが、チラシでもコピー紙でもなんでもかまいません。
「なんでもかまわない」と言いつつも、英字新聞なんかを使うとオシャレ度はグッとあがるかもしれないと、撮影用に英字新聞で作ってみました。
5:古紙を詰める
4:で古紙を敷いた中に、シュレッダーにかけた古紙を詰めます。
これは見えなくなるので、オシャレ度にこだわらず、本当になんでもかまいませんよ。
わりとぎゅうぎゅうに詰めるとロウの量が少なくてすみます。
ちなみに、シュレッダーにかけた古紙ではなくチギッただけの古紙でも問題ないです。
ただもみくちゃにして、柔らかくしたほうが隙間なく詰め込みやすいです。
そして一番上に詰める部分は火着きをよくするために、ふんわりと仕上げます。
6:ロウを流す
古紙を詰め込んだエッグホルダーにロウを流し込みます。
このときのポイントとして、一番下に敷いた古紙は花びらを開くように、大きく開いてロウがかからないようにします。
7:型から抜く
6:でロウを流し込んだら、エッグホルダーごと冷蔵庫や冷凍庫で急速に冷やすと完成が早くなります。
ロウが固まったら下に敷いた古紙を掴み、エッグホルダーから抜き取ります。
8:完成
エッグホルダーから抜き取ったら完成です。
ご覧の通り、エッグホルダーに入っていた部分はロウがたっぷり染み込んでますが、エッグホルダーから出ていた部分はロウがかかってません。
これは火着きをよくするポイントでもあります。
このファイヤースターターは火着きもよく、着火後は結構長い時間燃えてるので、着火しにくい硬い備長炭などの炭起こしや湿気の多い薪などの着火で大活躍するアイテムになるはずです!