シェラカップで作る全国ご当地グルメ
秋田県・横手やきそばのレシピ前編
秋田県リスペクト!
B級グルメ王ともなった横手焼きそば!
目玉焼きトッピング付き焼きそばをシェラカップだけで作り上げるミニマムクッキング
外出を控え、家にアウトドアギアをひろげ、仮想キャンプに浸っているという方も多いんじゃないでしょうか。
ソロキャンプの人気が高まっている昨今ですが、キャンプに行き控えているいまだからこそ、実はソロキャンプスキルをアップするグッドタイミング。
ソロキャンプで重要になってくるポイントは、なんにしてもミニマム。
たくさんのギアを用いて、たくさんの量の料理を作り上げるのなんて簡単です。
ミニマムなギアで、ミニマムな料理を作るというのは意外に難しい。
そこで、シェラカップだけで作り上げるミニマムクッキング特集の第2弾はみんな大好きな焼きそばレシピ。
日本三大焼きそばに数えられる秋田県の「横手焼きそば」をウルトラライトで挑戦!
シェラカップのご紹介!
まずは今回登場するミニマムギアのご紹介からはじめたいと思います。
「シェラカップだけで作り上げるミニマムクッキング」とタイトルに謳っているので、前回同様シェラカップをメインに使います。
アウトドア好きなら「シェラカップ」のことは、説明しなくてもご存知ですよね。
まったくご存知ない方のために、「シェラカップ」をざっくりとご紹介しますと、1892年にカリフォルニア州で創設され自然保護の父と呼ばれるジョン・ミューアが初代会長を務めた自然保護団体シエラクラブの会員に与えられたステンレス製のメンバーズカップのことなんです。
「シェラカップ」はスタッキングができるのが特長のひとつで、とても便利な機能的アイテム。
その同形状のカップが各メーカー、各ブランドからコピー版が発売され、いまやそれらも「シェラカップ」と呼ばれていますよね。
三角形に3つ並んだ頂点に置いたのがそのオリジナル版、本物中の本物のSIERRA CLUBの「シェラカップ」です。
右側はチタン製の「シェラカップ」、左側はステンレスにフッ素加工してある「シェラカップ」です。
このフッ素加工してある「シェラカップ」はキャプテンスタッグのブルーブラックコートのアイテム。
ロゴがなく、目盛りもないので表面になんの凹凸もなく、調理に大変向いている「シェラカップ」なのです。
基本的にオリジナル版の形状だったら「シェラカップ」と呼びますが、最近ではサイズが違っても「シェラカップ」と呼ぶようです。
ロッキーカップのご紹介!
世の中にコピー版「シェラカップ」がはびこる以前、まだオリジナリティが重要視されていた時代に「ロッキーカップ」なるアイテムが登場します。
オリジナル版「シェラカップ」の容量は320mlですが、「ロッキーカップ」の容量は1パイント473mlと大盛り。
それでいてオリジナル版「シェラカップ」と最大径が同じだったので、「ロッキーカップ」もスタッキングできます。
そして「ロッキーカップ」にも同形状のコピー版が各メーカー、各ブランドから発売されてますが、あまり「ロッキーカップ」と呼ばれているようには思えず、「大きいシェラカップ」とか、大きいもつけずに「シェラカップ」と呼ばれていることもあります。
2つ並んだ右側がオリジナル版、本物中の本物の「ロッキーカップ」で、左側は早すぎた天才・坂さんが生み出した「ロッキーカップ」と同形状の「シェラDカップ」です。
オリジナル版「ロッキーカップ」はステンレス製。
一方で、まだチタンが高価で加工が難しいとされていた前世紀にチタン製の「シェラDカップ」が登場したのです。
いまやステンレス製の「ロッキーカップ」コピー版より、チタン製の「シェラDカップ」コピー版の方が数多く発売されています。
だからコピー版は「ロッキーカップ」とも「シェラDカップ」とも呼べず、「シェラカップ」と呼ばれているというのもひとつにあるんじゃないでしょうか。
ハロキャップのご紹介!
早出の天才・坂さんは「シェラDカップ」サイズで同じくチタン製の「ハロキャップ」というフタも生み出します。
つまりこのアイテムは「シェラカップ」にも「ロッキーカップ」にも使えるんです。
シェラカップだけで作り上げるミニマムクッキング特集では、主にこのカップとフタを多用すると思われます。
ときに「シェラカップ」サイズのザルなども使うかもしれませんが・・・。
本編ともなる続きは後編!