COODINATE

ダッチオーブンで作る
ロケットパンのレシピ前編

「ロケットパン」って、どんなパン?
キャンプで絶対に盛り上がるパン作り!
幻のソーセージパンをダッチオーブンで再現!

「ロケットパン」と聞いて、どんなパンを思い浮かべますか?

ワタクシには、明確に「ロケットパン」の記憶があったのですが、あえてスタッフにその質問をぶつけてみました。

ある地域では、コッペパンにバタークリームを挟みチェリーの砂糖漬けをトッピングしたパンを「ロケットパン」と呼ぶそう。

「それのどこがロケットやねん」と思わず突っ込みそうになりましたが、実際にそう呼ばれているのだから仕方がない。

そしてスタッフ間からは、一向にワタクシの求めていた回答が得られない。

そこで、絵に書いて「ロケットパン」を説明してみました。

すると、「なんで、それがロケット・・・」と訝しむ声。

確かに。

知らない人にとっては、なぜロケットなのかわからない。

ネーミングの理由を知らないワタクシは「そう呼ばれてたから」とだけ応え、スタッフからの疑問の目にただただうろたえることしかできませんでした。

でも、実際に作ってみれば、なにかヒントがみつかるかもと思い、アウトドアで「ロケットパン」を作ってみることにしたのです。

 

下準備!

記憶を辿りながらのあやふやなレシピ。

とはいっても、アマチュア界のキングが考えたのですから、大きく外れていないはずです。

用意する粉は強力粉2に対し、薄力粉1という勝手に思っている菓子パンの黄金比。

アウトドアで計量するなら、強力粉を チャムス ブービーシェラカップL に200mlのライン。

薄力粉を チャムス ブービーシェラカップL に100mlのラインで用意すれば、2:1になります。

粉を合計すると、 チャムス ブービーシェラカップL に300mlで、重量はおよそ200gとなります。

粉をすべてボウルに合わせます。

いつも通りですが、ここではキャンプクッキングでお馴染みとなった SOTO ナビゲーター クックシステム SOD-501 の大ナベをボウル代わりに使用。

そこへライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーンに1杯弱のインスタントドライイースト、4gを投入します。

続いて、ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーンに1杯弱の砂糖、4gを投入。

さらに、ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーンに1杯弱の塩、4gを投入。

それをサックリと混ぜ合わせます。

続いてチャムス ブービーシェラカップ210ミリリットル に、生タマゴと牛乳を用意します。

先に生タマゴを入れておき、牛乳を加えたときに100mlになるように調整。

その生タマゴと牛乳をボウルに注ぎます。

すぐにかき混ぜて、ちょっとダマダマな状態を作ります。

そこへ、ぬるま湯を50ml注ぎ入れます。

さらに ライトマイファイヤー スポーク チタニウム のスプーンに3杯分、約20gのオリーブオイルを加え、軽く混ぜ合わせてひと固まりにします。

その生地を分量外の強力粉を軽く敷いた台へと移します。

生地が手や台にくっつきにくくなるまで、練ってください。

空気の乾燥した時期にアウトドアで作れば、わりとすぐくっつきにくくなると思いますよ。

くっつきにくくなったら生地を丸め、大ナベにオリーブオイルを500円玉くらいの大きさに注ぎます。

丸めた生地を使って、ナベの内側にオリーブオイルを塗り込みます。

そして、カバーをして1次発酵させます。

使い捨てるラップはすぐにゴミとなりますが、シャワーキャップは洗って繰り返し使えるので便利ですよ。

生地が2倍くらいに膨れたら、後編へ!

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