アウトドアギアをDIY
空き缶で作るアルコールストーブ後編
短期集中連載! 第3回目!
空き缶で作るから超軽量!
アルコールストーブの仕上げ編
前回は、アウトドアで大活躍するアルコールストーブを空き缶で簡単に作っちゃう実践編でしたが、今回でいよいよ完成となります。
2缶めは缶底の外側のくぼんだところに、油性ペンで32カ所の点を打ちます。
底に米印のガイドを描いておくと、まあ均等に32カ所の点が打てます。
その点をめがけて、ドリルで穴をあけるのです。
ドリルで穴を開けたら、缶底の内側のくぼみを切り取ります。
缶底は結構な厚みがあるので、一度に切らず、何周も卦書いて貫通させてください。
缶底が貫通できたら、この缶はそこから高さ3.5センチでカットします。
前回作った折り曲げた下部パーツに内筒パーツを入れ、ドリルで穴をあけた缶と組み合わせ、圧入すれば完成です。
こんなお手製ストーブを、海外ではZEN BACKPACKING STOVESと呼ぶようです。
「ZEN」=『禅」なんですかね?
ジョン・レノンや「路上」の著者ジャック・ケルアック、詩人のアレン・ギンズバーグにゲイリー・スナイダー、アップルコンピュータ設立者の一人であるスティーブ・ジョブズ、さらにはアウトドアメーカーのパタゴニア創設者イヴォン・シュイナードまで、「禅」へ傾倒しているって話は聞いたことありました。
そんなことはさておき、このアルコールストーブの本体重量はわずか10グラム!
トレッキングとかに持っていくと、軽くていい感じですね。
キャンプでも、サブバーナーとして活躍してくれそう。
ぜひ夏休みの工作として、簡単アウトドアギア作りにチャレンジしてみてください!
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