生肉から仕込んでいく
本格的ベーコン作りのレシピ後編
熟成に熟成を重ねる!
本格的燻製作りに挑戦!
コク深く薫り高いベーコンを作る!
前回の記事では「冷蔵庫で1週間から10日間ほど熟成させます。」なんて書きましたが、およそ4週間ほど熟成を重ねてしまいました。
なんのことはない、冷蔵庫に入れたまま、すっかり忘れてしまっていたのです‥‥。
後編は1週間から10日ほど経ってから、なんて書いておきながら、大変失礼しました。
さて気を取り直して、前回は「ベーコン作りその10 冷蔵庫で寝かせて熟成」で終わっていたので「ベーコン作りその11」からのスタートとなります!
亜流ベーコン作りの下ごしらえのポイント!
「ベーコン作りその11」の前に、「亜流ベーコン作りの下ごしらえのポイント」をお伝えしようかと。
ウェブ上で公開されているベーコン作りの多くは、毎日のようにキッチンペーパーを取り替えていますが、僕はしませんでした。
その結果が「、熟成させていたことを忘れる」という失態を招いたのですが、毎日キッチンペーパーを変えることによって体温を伝えたりするのは、あまりよいことではないように考えたからです。
ベーコン作りその11 冷蔵庫で寝かせた熟成肉を目覚めさせる
冷蔵庫で眠っていた熟成肉のキッチンペーパーを丁寧に剥がし、熟成肉を水洗いします。
ベーコン作りその12 トッピングを落とす
生肉が粗塩を吸い込んで跡形もありませんが、黒コショウとローズマリーは残っています。それを洗い落としていきいます。
ベーコン作りその13 水に漬け込んで塩抜き
トッピングを落とせたら、ひたひたに漬け込んだ水の中、冷蔵庫に入れて6時間以上の塩抜き。
ベーコン作りその14 燻製にする前の下準備
燻製にするためにWEBER(ウェーバー)のスモーキージョーグリル使いました。
このグリルはバーベキューでも大活躍する優れものです。
WEBER(ウェーバー)のスモーキージョーグリルのグリル網を外し、底にアルミホイルを敷きます。
燻製時に肉汁が垂れて汚れるので、その掃除を楽にするためです。必要のない手間と思えば、たしかに必要ない行程です。
ベーコン作りその15 スモークウッドに着火
スモークウッドはSOTOの「さくら」を使いました。1ブロック約1時間30分とブロック数で時間調節ができるスグレモノ。
そして肉類のスモークには「さくら」の香りが、やはり合うと思いますね。
スモークウッドはSOTOの「さくら」は使用感も楽です。一度着火させてしまえば、あとは時間まで放っておくだけ。燃料を燃やし続けるなどの無駄もありません。
ベーコン作りその16 熟成肉をセット
スモークウッドはSOTOの「さくら」がしっかり燃えたら、塩抜きできた熟成肉をセットします。
キッチンペーパーでしっかりと水気を切り、グリル網の上に置きます。
WEBER(ウェーバー)のスモーキージョーグリルのフタをしても燻され続けているかの確認をします。しばらくたっても煙が漏れていればOK。
今回はスモークウッドはSOTOの「さくら」を2ブロック使ったので、約3時間のスモーキングタイム。時間までじっくりと待ちます。
ベーコン作りその17 煙が出なくなったらチェック!
時間になったらベーコンの完成!
燻製のポイント!
燻煙器(ここではWEBER(ウェーバー)のスモーキージョーグリル)から煙がでなくなったら、2つの可能性があります。
1. スモークウッドが完全に燃え切った=完成
2. スモークウッドが途中で消火してしまった=未完成
後者の場合は密閉性が高いすぎて、酸素がたらなくなってしまいスモークウッドが途中で消火してしまったことが考えられます。ここでチェックするポイントは2つ。
1. 酸素を吸い上げる空気取り入れ口をスモークウッドの下に、十分確保しているか。
2. 煙は上に登っていく特性はありますが、密閉性が高いすぎて煙が充満しすぎ、スモークウッドが消火してしまう場合もあります。この場合は、下の空気取り入れ口だけでなく、上にも少しだけ煙を逃す排気口を確保するといいでしょう。
ということで、アウトドアクッキングマイスターになるために、本格的ベーコン作り完成です!
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