シェラカップで作る全国ご当地グルメ
東京都・ もんじゃのレシピ
東京都リスペクト!
見た目はイマイチだけど、食べたらやみつき!
シェラカップは東京のご当地グルメもんじゃのために生まれてきたようなアイテムだった!
子供のころ、もんじゃって近所の駄菓子屋さんで食せる下町グルメでした。
当時は街角ごとに駄菓子屋さんがあり、ガキたちには行きつけの駄菓子屋さんが数件ありました。
それでもクラスメイトと通っている駄菓子屋さんは別だったりしたものです。
間違いなく現在のコンビニエンスストアより駄菓子屋さんの方が多く、日本は第2次ベビーブームの最中でした。
あのころは駄菓子屋さんに鉄板を備えたテーブルが何台も並び、それでも駄菓子屋さんに訪れたガキたちはもっと多く、しかも話しながら焼いて食べれば時間もかかる、だから並んでまで待って食べるガキのソウルフード。
順番を待って食べる。
汚さず残さず、鉄板を掃除して次に譲る。
駄菓子屋さんが食育の場だったのです。
そんな駄菓子屋さんの風景が一転したのは、宇宙からの侵略者によってです。
あれはワタクシ、アマキンが小学校5年生の時でした。
駄菓子屋さんがお金に目が眩んだ瞬間だったとでも理解すればいいのでしょうか。
鉄板テーブルがスペースインベーダーのゲームテーブルに1台、また1台と置き換わり侵略されていくのです。
当時もんじゃは50円、ラメックをトッピングしても60円。
対してインベーダーゲームは100円。
単純に坪単価は倍です。
しかもインベーダーに続いて、翌年にはギャラクシアンまで登場。
1ゲームごとに100円が必要ですから、ガキたちのおこづかいでは何度もリピートできず攻略法が見出せない。
だからあっという間に100円玉は飲まれていくという悪循環。
そして鉄板テーブルがすべてゲーム機に置き換わるのも、そんなに時間を必要としませんでした。
もんじゃにまつわる、ちょっとセンチメンタルな思い出です。
下準備!
それでは東京ご当地グルメ、もんじゃを作っていきたいと思います。
シェラカップ はもんじゃのために生まれてきたような容器です。
チャムス ブービーシェラカップL に水を200ml注ぎます。
そこへライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン山盛り2杯分の小麦粉を投入。
ダマがなくなるまでよくかき混ぜてください。
小麦粉が溶けたところへ、魚粉を投入。
ここではかつお粉をサーティーワンの試食用スプーンに1杯分使用しました。
続いて、お好み焼きソースライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン1杯分投入。
子供のころ、もんじゃにソースを入れるのは有料オプションでした。
「おばちゃん! ソースも入れて」と注文すると5円プラスとなったのです。
これでもんじゃのベースが完成。
具材の主役はなんといってもキャベツですね。
粗めの千切りにし、もんじゃベースへ投入。
続いて長ネギを縦半分に切り目を入れてから輪切りに。
そして紅ショウガを投入。
子供のころ、紅ショウガを入れるのもやはり5円の有料オプションでした。
さらに青のりを投入します。
オプション装着!
調理開始の前に、バーナーにオプションパーツを取り付けます。
使用するバーナーはストーブとボンベが別体式のSOTO レギュレーターストーブフュージョン ST-330ですが、ゴトクの滑り止めと電動熱をカバーするアシストグリップ ST-3105 を今回から導入。
アシストグリップの穴に油を1滴注入します。
すると内部はグリップ力を失い、スルスルと滑っていくのです。
ロゴが正面にくるように整えます。
こんな感じで アシストグリップ ST-3105 装着完了。
調理開始!
SOTO レギュレーターストーブフュージョン ST-330 を着火し、 ユニフレームのUFシェラカップ 900 を予熱します。
アシストグリップ ST-3105 装着により、テーブル上での安定感がマシマシです!
ユニフレームのUFシェラカップ 900 が鉄板がわりです。
焦げ付かないように油を500円玉くらいの大きさに注入し、ユニフレームのUFシェラカップ 900 になじませてください。
このとき使用する油は、風味づけにごま油を使用しました。
ユニフレームのUFシェラカップ 900 が温まったところで、具材だけを投入。
火を通しつつ、土手を作ります。
そして土手の真ん中に、もんじゃの液体を注ぎ入れます。
続いてベビースターラーメンを投入。
いまでこそ、もんじゃにはベビースターラーメンを入れますが、子供のころはよく似た駄菓子のラメックを入れてました。
ベビースターラーメンが30円に対し、ラメックは10円。
そりゃあ子供ですから素直に安い方を選びます。
大人になってからのもんじゃには、明太子なんかを入れるようになりました。
それをかき混ぜます。
さらに大人になってからのもんじゃには、チーズまで入れるようになったのです!
これで東京のご当地グルメ、もんじゃの完成です!
実食!
もんじゃは「はがし」と呼ばれるヘラを鉄板に押し付けるようにしてそぎ取り、食します。
ユニフレームのUFシェラカップ 900 のフチの角度が絶妙で、「はがし」のサイズ感とピッタリ。
コロナ禍で外食の機会がめっきり減り、しかも会話を楽しみながら長時間にわたる食事となるもんじゃは敬遠しがち。
もんじゃを久々に食べ、「ああ、やっぱこれだなあ」と、心の故郷を感じた次第です!