COODINATE

ダッチオーブンで作る
ニューヨークスタイルベーグル前編

パンとは違った作り方で食感にも変化!
それもダッチオーブンひとつでOK!
NYスタイルのベーグルが、家でもキャンプでも作れちゃうんです!前編

パンのようでパンではない。

ベーグルって基本的に穴はあいているようですが、その大きさもまちまちで塞がりかかっているのもあれば、完全にリング状になっているのもある。

でもツルんとしたテカリとヌメッとした食感は統一されている。

そのベーグルにさまざまなトッピングをして楽しむのがニューヨークスタイルと呼ばれています。

ベーグルをそのまま食べたんじゃ身体中の水分を奪っていかれそうですが、ニューヨークスタイルにすればジューシーにも仕上げられますし、しかもおいしくなる。

もちろん身体中の水分を奪っていかれそうな感覚もなくなります!

そんなベーグルも実は作ってみると簡単。

ダッチオーブンがあれば、家でもキャンプ場でも作れちゃうんです。

しかも焼きたては旨さ倍増!

そこで今回は、NYスタイルのベーグル作りをご紹介します!

下準備

ベーグルの作り方は1次発酵までほぼほぼパンと一緒。

でも分量などが異なり、パンを作ったことがある人なら「これで作れるの!?」って思うほど手応えまで違ってきます。

まず用意するのは、強力粉を200gと薄力粉を100gです。

キャンプで簡単に計るなら、強力粉200gは チャムス ブービーシェラカップ1リットル なら300mlのメモリ。

薄力粉100gは チャムス ブービーシェラカップL なら150mlのラインまで。

その粉を半分ずつボウルに移します。

キャンプにわざわざボウルを持っていくのも面倒ですよね。

なのでこんな風に、スタッキングできてキャンプへ持っていくのが便利な SOTO ナビゲーター クックシステム SOD-501 の大鍋を使用します。

そしてインスタントドライイーストを6g、 ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーンに1杯を投入します。

続いて砂糖を15g、ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーンに山盛り2杯を投入します。

さらに塩を5g、ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーンに擦り切れ1杯を投入します。

一般的なパンと分量は似ていますが、ここからがちょっと違います。

熱めのぬるま湯を150ml注入。

パンと違い温度も高めだし、量も少ないんです。

水分が少ないので、すぐに混ぜ合わさります。

そしたら残りの粉もすべて投入します。

残りの粉を混ぜ合わせると、かなり粉っぽいので「これはパンとちゃうなあ」と思うことでしょう。

そしてオリーブオイルを ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーンに2杯入れます。

オリーブオイルにより粉っぽさが消えるので、「やっぱパンやろ」と思うわけです。

生地がまとまったところで、台に移します。

台にはあらかじめ分量外の小麦粉をふっておいてください。

パン作りがはじめてでも、生地をこねるととにかく硬いことに気づくでしょう。

パンというより、うどんレベルです。

そこで「やっぱパンちゃうなあ」と思うんじゃないでしょうかね。

生地を5分ほどこねたら1次発酵に入ります。

ボウルに分量外のオリーブオイル、500円玉くらいを注ぎます。

生地を使い、ボウルの内側全面にオリーブオイルを塗ります。

「やっぱパンやなあ」と2019年M-1チャンピオン・ミルクボーイのネタっぽくベーグル作りは進みます。

そしてパン作りでおなじみ、シャワーキャップの登場。

この大きさから2倍くらいに膨らむまで、1次発酵させます。

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