目を閉じて食べれば、きっと感じる
カルボナーラのホットサンドのレシピ1
目を閉じて食べれば、カルボナーラをきっと感じる
キャンプで役立つ!
変わり種のホットサンド・レシピ
さて今回のホットサンド・レシピですが、基本的には粉ものメニュー。
「ホット=温かい」「サンド=はさむ」と解釈し、パンっぽい食感から離れた。
テーマは麺。
麺は世界をずいぶん旅をしてきた食材らしい。
四千年とも五千年とも言われる歴史を持つ中国で生まれ、日本に渡りうどんになったと思ったら、さらに北へ進み、蕎麦にもなった。一方で西に進んだ中華麺はセモリナ粉と出会いスパゲティにも変化した。
もはや、ホットサンドの話ではなくなっているような……
麺だけが変わったのではなく、具も地域で採れる食材により変化していった訳だが、それも二十世紀半ばまでの話。
世界中の食材が簡単に手に入る現在となっては、スパゲッティに日本風の食材を合わせ、和風スパゲティなどとメニューに並ぶ。
小学校のときには、うどんにミートソースを掛けた給食も食べた記憶もある。
麺と具の掛け合わせにより、いかように変化するのは、すでに誰でも経験済みだろう。
みんな大好きな味が、旅先で簡単に食べれられるレシピ!
ところがここで紹介するレシピが、あら不思議。そのまま食べればもんじゃ焼き。
おたふくソースを掛ければお好み焼き。
おたふくソースではなく黒コショウを少々ふれば、カルボナーラとなるからビックリ。
たぶん意見が分かれるのはカルボナーラについてだろう。日本も西と東では、食文化が違う。
関西では関東のうどんつゆを黒いと言い、反対に関東では色がないと言う。
問題は色じゃなくて味。
注意点は一つだけ。人間はどうしても見た目に囚われがちだから、目を閉じ、味覚を研ぎ澄まして食べることをお勧めする。
カルボナーラを感じなくてもいいから、そこは旨いかマズイかで判断してくれるよう、大いに望む次第なのです。
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