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買ってよかったキャンプギア
MSRパビリオンのカスタマイズ前編

ほぼ完璧に近いギア!
今年買ってよかったキャンプ道具
「MSRパビリオン」をDIYでカスタマイズ!

以前シーカヤックの遠征で、連日MSRパビリオンを使ったことがありました。

友人の持ってきたMSRパビリオンの使いやすさに惚れ込んだものでしたが、ちょっと高価なギアに手を出せずにいたら、いつのまにか廃番。

そのうちなんだか付加価値までついてオークションで定価より高値で取引されるようなアイテムとなっていたのです。

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そのMSRパビリオンが2016年に限定再販売され、幸運にも手に入れることができ、今年一番活躍したテントとなったのです。

お気に入りのギアですが、使えば使うほど、ちょっとお気に召さない点も発見できます。そんなとこは躊躇なくカスタマイズするのを信条としています。

 

MSRパビリオンをカスタマイズ!

とはいっても、MSRパビリオンはシーンを選べば、ほぼ完璧に近いギアです。

カスタマイズといっても、ちょっと使いやすくするためにDIYデイジーチェーンを設置するだけ。

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デザインとしても美しいMSRパビリオンのスタイルを汚さないように、シンデレラフィットする長さ、カラーリングも合わせただけにすぎません。

そんなDIYを年末年始に敢行!

 

1:MSRパビリオンを採寸

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2本のポールで立ち上がるMSRパビリオン。その尾根の部分にぴったりフィットするデイジーチェーンがあれば、何かと便利と考えたんですね。そこでMSRパビリオンの尾根部分を採寸します。

 

2:採寸した距離で計算。

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グロメットの端が約3270ミリ。デイジーチェーンの幅が45ミリ+15ミリ。つまり60ミリのリピートなので3270ミリ割る60ミリ=54.5。端数は切り捨てて54として、60をかけると3240。プラス耳が15ミリあるから全長3255ミリで作れば、15ミリあまるけど、誤差の範囲内。MSRパビリオンにほぼほぼフィットするデイジーチェンとなります。

 

3:ものさしにマスキング

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マーキング作業を楽にするため、ものさしそのものにマーキング。そのマーキングを簡単に消せるよう、マスキングします。

4:65ミリ+15ミリのマーキング

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デイジーチェーンの輪となる方は65ミリ+15ミリのマーキングを繰り返します。

5:反対側は45ミリ+15ミリのマーキング

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デイジーチェーンのベースは先ほど計算した45ミリ+15ミリのマーキングを繰り返します。

 

6:テープにマーキング

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実際に、マーキングしていきます。まずはベース側を45ミリ+15ミリのマーキング。45ミリ+15ミリ+45ミリ+15ミリ+45ミリ+15ミリと繰り返して行くのですが、スタート部分に10ミリくらいの耳を作っておきます。

実際には7.5ミリ+7.5ミリで15ミリになるので、スタート部分は7.5ミリでいいのですが、足りないよりはあまっていた方が調整しやすいので、ここでは10ミリくらいと余裕を見ておきましょう。

 

7:リピートを53でストップ!

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さきほどの計算では54のリピートでしたが、53でストップして折り返し。この折り返しには、テープなどで目印をつけとくと、縫うときに目印となって楽です。

そして裏側は耳の15ミリからはじめ、65ミリ+15ミリ+65ミリ+15ミリ+65ミリ+15ミリとリピート。輪の方はきちんと54回リピートし、折り返してベース側の1足りないリピート分を追加。15ミリからはじめ45ミリ+7.5ミリで終了となりますが、ここも最後は10ミリくらいにしておきましょう。

 

8:折り返しから縫いはじめ

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折り返しはベース側、輪になる方、ともに15ミリの耳があります。ここを縫ってのスタート!

 

9:糸はテープと限りなく同色!

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ご覧のようにデイジーチェーンとなるテープと縫い糸は限りなく同色を選びました。

 

10:あとは無心でリピート!

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ベース側、輪になる方ともに15ミリは共通しますが、65:45と異なる長さもあり、規則的に共通、不一致をリピートしていきます。マーキングを頼りに、ミスのないように心がけながらも、ひたすら無心で縫い続けます。

こんな年越しのDIY作業です。

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