シェラカップで作る全国ご当地グルメ
鹿児島県・ぢゃんぼ餅のレシピ
鹿児島県リスペクト!
ぢゃんぼだけどミニマムクッキング!
簡単お手軽な鹿児島ぢゃんぼ餅!
シェラカップってドリンクを飲むためのカップだけでなく、フライパンや鍋がわりにも使えるアイテムだってこと伝えたくて展開しているこの「シェラカップだけで作るミニマムクッキング!」ですが、シェラカップってフライパンや鍋がわりだけでなくバーナーとしても使えるんですよ!
今回はアウトドアマニア必読!
のちほど順を追って、シェラカップをバーナーとしても使う裏技もご紹介しますね。
ちなみ今回の「ぢゃんぼ」は、巨大を意味する「JUNBO」ではなく漢字で書くと「両棒」なのです。
両棒餅はだんご餅を2本の棒に刺し、炙って提供される鹿児島市磯地区の伝統的なB級グルメ的スイーツ。
温かな餅なのに、鹿児島市民にとっては夏の海水浴と両棒餅はセット。
磯海岸で泳ぎ、海沿いのお店で両棒餅を食べて帰る。
夏・海=両棒餅というほどのソウルフードなのです。
そこで今回のシェラカップだけで作るミニマムクッキングは、シェラカップをバーナーとしても使い「ぢゃんぼ餅」にチャレンジします。
下準備1
まずは超簡単な餡づくりからです。
水を50ml用意します。
今回、計量カップとしても、そのまま調理鍋としても使うのがチャムスの ブービーシェラカップ210ミリリットル です。
そこに砂糖を ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン2杯分投入。
片栗粉を ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン1杯分投入。
醤油を ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン1杯分投入。
みりんを ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーン1杯分投入。
バーナーを着火して、弱火にします。
バーナーはSOTO レギュレーターストーブ ST-310 を使用しました。
砂糖や片栗粉が沈殿しているので、よくかき混ぜてから火にかけます。
絶えずかき混ぜながら、火が強そうだったらバーナーから離すなど、距離間で調整してください。
透明感のある粘り気が出たら餡の完成です!
調理開始!
餅には、だんご粉を使用。
ちなみに上新粉はうるち米の粉末。
白玉粉はもち米の粉末。
だんご粉はうるち米ともち米をミックスした粉末です。
だんご粉を150gに対して、水を100ml用意します。
水を注入。
粉を練るので大きめのシェラカップ であるチャムス ブービーシェラカップL を使用しました。
けっこう短時間でお手軽に餅状になってくれます。
一番大きなシェラカップ であるチャムス ブービーシェラカップ1リットル をバーナーにセット。
「シェラカップをバーナーとしても使う裏技をご紹介」なんていっておきながら、ここではSOTO レギュレーターストーブフュージョン ST-330 を使用。
沸騰を待ちます。
餅状になっただんご粉をひと口サイズにちぎります。
手のひらで丸めながら、潰し気味に整形。
沸騰したシェラカップ に投入。
すぐに浮き上がってきますが、浮いてからも1〜2分茹でます。
浮いてから1〜2分後にすくい上げれば、だんご餅の完成です。
そのだんご餅に竹串を必ず2本刺します。
2本でないと両棒餅ではありません。
なんでもサムライの2本の刀をイメージしているんだとか??
裏技披露!
ついに「シェラカップをバーナーとしても使う裏技」を披露するタイミングとなりました。
シェラカップの下にひと回り大きなロッキーカップを重ね合わせます。
シェラカップ に燃料用アルコールを深さ3ミリほど注入。
アルコールに火を着けます。
こんなとき SOTO スライドガスマッチ ST-407LV は火口がスライドして伸びるので、安心・安全に使用できます。
このシェラカップ アルコールバーナーでだんご餅を炙るのです。
シェラカップ の底に3ミリほどのアルコール量で2〜3本くらいの餅が焼けます。
たくさん焼くからといって欲張らず、3ミリほどのアルコールが消火するまで使い切り、またアルコールを注いで着火という具合に繰り返し、安全を確保してください。
だんご餅が焼けたら餡をかけます。
たっぷりの餡と絡めたら完成です。
ぢゃんぼ餅はお店でも必ず漬物とセットで提供されます。
実食!
甘い餡に絡んだ焼けて香ばしい餅と塩っぱい漬物が最高の組み合わせ!
おやつとして10本くらい、ひとりでもペロリと食べちゃえますよ。