テント付属の収納バックをカスタマイズ
DIY実践編
これ以上使いやすい収納バッグは存在しない!
キャンプ片付けで付属の小さい収納に誰もが困った経験あるでしょ?
収納バックをDIYで大型化/実践編
前回の「収納バックをDIYで大型化/作成編」の続き、実践編です。
実践編といいながら、実はまだバッグが完成していません・・・。
バッグができあがり、使ってみれば絶対納得。
「簡単に作れるのに、これ以上使いやすい収納バッグは存在しない!」となること請け合い!
なので、もうしばらく作成を続けます。
ステップ5:トップ縫製
ステップ1の図面を再確認。
サイドには縫い代が確保してあります。
そしてサイドを縫製すると、こんな感じのトートバッグ状に仕上がります。
トップにも生地の切りっぱなしの部分がありますが、図面上ではここには縫い代を確保していませんでした。
縫わないという意味ではなく、図面の線を簡素化したのです。
サイドの縫い代は縫製上重要ですが、トップはフレキシブルに変化できるので、縫い代は重要ではない。
しかもサイドとトップでは縫製方法が違ってくるので、サイドとトップを間違わないようにしたからなのです。
なので、サイドが縫い終わった今、トップに縫い代をマーキングします。
トップから1cmの位置に線を引き、そこから2cm下にもう1本引きます。
その2本の線を折り返し、縫製します。
これで切りっぱなしは隠れるはずです。
ステップ6:ボトム処理
トップの縫製が終わったら、またサイドに戻ります。
「ステップ5」と「ステップ6」を入れ替えても作れますが、「ステップ6」でバッグが立体的になるので、5〜6と進んだ方が楽です。
ボトムを潰し、角を出します。
そして底辺を作るように、線の外側1cmのところを直線縫い。
こんな感じに仕上げてください。
この直線縫いの外側をカットします。
ステップ7:ベルト取り付け
両サイドにショルダーベルトを装着します。
ここで付属品のバッグを解体したときに回収したロゴなんかを使うと、グッとアガりますよ!
ベルトの末端にバックルを取り付けます。
反対側の末端は、さっきのボトムの縫い代1cmのところに差し込み、裏側から縫い付けます。
ステップ8:トップテープ取り付け
トップにテープを取り付けます。
Gフックを使う場合は、片側はループ縫い。
Gフックを使わない場合は、バックルを縫い付けます。
反対側はGフックにせよ、バックルにせよ可動する部分ですので、テープは余裕を持ってください。
とりあえず、次のステップまでテープを切らずにロールのまま残した方がジャストサイズに仕上がります。
ステップ9:調整
収納量を確認するため、完成間近のバッグに、収納したいアイテムをすべて詰め込んでみます。
入れるのは、ナショジオのBASE CAMP T-2とT-3 INNER TENTと先日DIYしたジャストサイズのグランドシートです。
軽く閉じてみて、テープの必要量をマーキングします。
余分をカットして、テープの処理縫いをし、Gフックを取り付けます。
これで完成です。
バッグの使い方は、荷物を詰め込んだらサイドのGフックを締め込みます。
膨らんでいたテントが、バッグ内で圧縮されます。
こんなに締め込めるんですよ!
そしてメインストラップもGフックを引っ掛け、締め込みます。
ぎゅっと絞り込み、ショルダーバックルを締めれば収納完了です。
BASE CAMP T-2とT-3 INNER TENTと先日DIYしたジャストサイズのグランドシートが入っているというのに、ショルダーベルトのおかげで荷物の持ち運びがラクラクです。
しかもショルダーベルトに縫い付けたロゴも効いてるでしょ!
クルマの中で荷物まみれになってても、一発で発見できるのです!